JICA Innovation Quest Open Day

2019年9月24日

概要

会議名:JICA Innovation Quest Open Day
開催日:2019年9月24日(火)
主催:国際協力機構(JICA)
場所:JICA本部

主な参加者

主な登壇者

広瀬 毅(慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 特任助教)
星川 和也(渋谷スクランブルスクエア株式会社)
神武 桜子(JICA企画部)
(敬称略)

その他参加者約90名

背景・目的

国際協力機構(JICA)では、新しい国際協力事業のアイデアの種をJICA内外のアクターによる共創を通じて生み出すことを目指す、合宿型のオープンイノベーション「JICA Innovation Quest(ジャイクエ)」の開催を予定しています(2019年11月にプログラム開始予定)。本イベントは、ジャイクエへの参加者募集開始に際して、ジャイクエについて多くの方に知ってもらうと共に、ジャイクエの雰囲気を体験してもらうことを目指した、広報イベントとして開催しました。ジャイクエでは、数か国を対象として、SDGsゴール2(飢餓・食・栄養・持続可能な農業)に関する途上国の課題解決に資するアイデアの種を創造します。

内容

本イベントでは、第一部でJICAより、ジャイクエの開催経緯や、企画内容、具体的なスケジュールなどの概要説明を行いました。また、ジャイクエで取り上げる国(ブータン、タジキスタン、スリランカ、マダガスカル、ペルー)を担当しているJICA職員より、各国の魅力や食に関する課題の情報について発信しました。
第二部では、ジャイクエの協力企業・団体による講演を行いました。まず、ジャイクエの合宿プログラムの企画・実施にご協力いただいている慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の広瀬毅特任助教より、「イノベーティブに考えるとは?システム×デザイン思考で新価値を創造する」を題材に、多様なバックグラウンドがもつ人々が集まり、ジャイクエで新しい事業アイデアを共創するために活用できる、システム×デザイン思考についてご紹介いただきました。また、合宿で出たアイデアをブラッシュアップする期間の会場提供にご協力いただいている、渋谷スクランブルスクエア株式会社の星川和也様より、「SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)とは?」のタイトルのもと、2019年11月にオープン予定のSHIBUYA QWSが、渋谷から世界へ問いかける可能性の交差点となる魅力的な施設であることをご紹介いただきました。
第三部では、ジャイクエ参加応募に関する情報提供とイベント参加者との質疑応答、感想をシェアするセッションを行いました。セッションでは、参加者同士での交流が盛り上がりなかなか話が途切れない中、「企業で働く中で身に着けたビジネスの知識を国際協力に活かすチャンスになると嬉しい」などの意見が聞かれました。

世界を取り巻く課題が多様化・複雑化する中、国際協力においても従来の枠を超えた革新的なアイデアが求められています。ジャイクエが、参加者の多様性を活かすことでこれまでにない国際協力事業のアイデアが生まれる場となるよう、今後もジャイクエ運営チームは、取り組みを続けてまいります。

関連リンク

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イベントフライヤー

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会場の様子

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講演1

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講演2

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感想シェアのセッション