アフリカ出身留学生の魅力-アフリカビジネスセミナー in ナゴヤ

2019年12月19日

概要

会議名:アフリカ出身留学生の魅力-アフリカビジネスセミナー in ナゴヤ
開催日:2019年12月19日(木)
主催:外務省、日本貿易振興機構(JETRO)、国際協力機構(JICA)、国連開発計画(UNDP)
協力:国際連合工業開発機関(UNIDO)
場所:JICA中部

主な参加者

長谷川榮一内閣総理大臣補佐官、伊藤忠彦衆議院議員、横井靖彦経済同友会アフリカ委員長、森美樹生外務省アフリカ部長、土井康裕名古屋大学教授、窪田修JETRO理事、阿部智UNDP駐日副代表、米倉法政大学大学院教授、企業6社(株式会社FD、音羽電機工業株式会社、日之出産業株式会社、可児建設株式会社、株式会社トラスト、ソフトバンク株式会社。内ABEイニシアティブ生受入企業5社)、アフリカ人留学生7名(内ABEイニシアティブ研修員3名)、越川和彦JICA副理事長

【参加者数】150名

背景・目的

2019年8月に開催された第7回アフリカ開発会議(TICAD7)では、アフリカへの日本企業の進出促進のため様々な取組が表明されました。

このフォローアップの一貫として、広く日本企業向けにアフリカのビジネス機会、アフリカ出身留学生の魅力を紹介し、留学生と日本企業とのネットワーキングの機会を創出することを目的としたセミナーを開催しました。

内容

セミナーに出席した長谷川榮一内閣総理大臣補佐官は,世界の有為な若い人材が地域の企業で就職することが重要であり,この観点から,多くの優秀なアフリカ人留学生とのマッチングが進むことを期待する旨述べました。

それに続く座談会では、アフリカ出身留学生をインターンや採用実績のある日本企業と、日本企業での就業経験のあるアフリカ出身留学生が互いの実体験を紹介しました。日本で就職活動をやったスーダン留学生のタギさんは、「文化と言葉の壁があるが、それを乗り越えて歩み寄ることが重要」と話しました。また、セネガルのABEイニシアティブ修了生ジュフさんを採用した株式会社FDの鈴木社長は、一緒にアフリカ出張へ行った際に隣にジュフさんがいて安心感と自信につながったと経験を共有いただきました。

その後、アフリカ・ビジネスやアフリカ出身留学生の雇用に関心のある企業によるプレゼンテーションと、アフリカ人留学生による自国のビジネス環境や自身のビジネスアイデア等を紹介する「業種別セッション」が行われました。

セミナー後の名刺交換会も非常に盛況で、アフリカ人留学生と日本企業との関係構築のみならず、地元中京圏で学ぶ留学生同士のネットワークづくりの機会にもなりました。

関連リンク

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会場の様子

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パネルディスカッションの様子

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越川副理事長による挨拶

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名刺交換会の様子