ベトナム日本センター・経営塾第2期生の卒業

2011年7月21日

2011年7月15日(金)、ベトナム日本センター(VJCC)において、第2期経営塾の閉講式が、多くのご来賓と関係者及び塾生の出席のもと行われました。経営塾とは、2020年までに工業国化を目指すベトナムの工業界(特に裾野産業)を牽引できる若手の経営者人材育成を支援するもので、「経営戦略」「人材開発と育成」「ビジネスプラン」等、様々な経営手法を約1年かけて学ぶコースです。

閉講式の様子

閉講式では、来賓代表としてベトナム商工省重工業局のNgo Van Tru副局長から塾生に向けて「ベトナムは今後益々、工業国化に向けて裾野産業の育成を強化していきます。そして皆さんが、ベトナムの産業界を牽引してくれることを期待しています」との祝辞をいただきました。

修了証とともに谷崎駐ベトナム日本国大使からの記念品として楯も授与された塾生たちは、皆笑顔と安堵の表情を見せており、充実した1年間であったことが伺えました。そして、式の最後には塾生を代表してPVC FECON社のHa The Phuong社長が、「豊富な知識と経験を持っている講師の方々から、経営理念や経営戦略から目標設定、分析・管理手法まで、企業の運営管理に当たっての、基本的な知識とグローバル的な考え方を学ぶことができただけでなく、日本人の精神、熱意を通して、塾生の私たちの心に、正に火を燈して下さいました。また、講義後のグループディスカッションにおいても、講師からのご指導を頂きながら、塾生間の意見交換を通じて、貴重な知識、情報を得て、自分の企業に導入することも出来ました。今後は、各塾生が所属する会社がモデル企業となり、日本式の企業経営を広めて、ベトナムの工業化・近代化事業、そして、持続的発展に貢献して参りたいと思います」と、とても力強い謝辞を述べました。

チャウ学長から修了証を授与される塾生

ベトナム企業の国際化には、高度な生産技術の導入と高品質、高付加価値商品の生産はもちろんのこと、合理的かつ先進的な経営手法が必用です。今回の25名の卒業生が、経営塾で学んだ成果を自社の経営に活かすと共に、より広い視野を持ちベトナム産業界の重要な担い手として、強い製造業、裾野産業育成の先頭に立てる人材となることを願っています。

今回の卒業生のうち成績優秀者18名が7月下旬より来日し、経営塾の総仕上げとして、日本企業での実践の様子を自らの目で確認する日本研修に参加する予定です。また、現在VJCCでは第3期の経営塾受講生を募集中で、10月にはまた新たに将来のベトナム産業界を牽引する若手経営者たちが、VJCC経営塾の門をたたきます。