UJC共催 INSPiコンサート in ウズベキスタン

2012年10月25日

拍手喝采を浴びるINSPiのメンバーたち

秋も深まり木々が美しく色づいたウズベキスタンの首都タシケントで、10月20日、ウズベスタンと日本の外交関係樹立20周年を記念して、また、ウズベキスタン日本人材開発センター(UJC)と国際交流基金(JF)の連携開始を記念して、日本のアカペラグループINSPiのコンサートが行われました。INSPiは男性6人編成のアカペラ(楽器の伴奏を伴わないコーラス)グループで、そのメロディーは、日立CMソング「この木なんの木」で皆さんにもお馴染みではないでしょうか。今回の一大イベントは、在ウズベキスタン日本大使館、国際交流基金、UJCの共催で実施されました。

コンサート会場「トルキスタン宮殿」

コンサート会場は、タシケントでも有数の豪華さと広さを誇るトルキスタン宮殿。われわれUJCのスタッフは、事前準備の段階からコンサートホールとの調整を続け、コンサート当日のリハーサルでは音響通訳・照明通訳、楽屋担当など、めったにできないような仕事に携わらせていただきました。もちろん、コンサート本番の司会・ステージ通訳を担当したのもUJCスタッフです。

会場に詰めかける人々

夕方5時からの開演を心待ちにしている観客が4時すぎからコンサート会場に詰めかけ、日本からやってきたアーティストへのウズベキスタンの人々の並々ならぬ関心が感じられました。900席近い会場はほぼ満員となり、高まる期待の中、INSPiコンサートの幕が上がりました。

美しいハーモニーに聞き入る観客

しっとりしたナンバーで美しいハーモニーを聞かせた後、ウズベク語でのメンバー自己紹介で会場は一気に湧きあがりました。日本の四季・情緒を紹介するコーナーで演奏された夏の「お祭りマンボ」が、歌や踊りが大好きなウズベキスタンの人々の心にしっくりきたようで、特に声で和太鼓の響きを表現する箇所で大いに会場が盛り上がりました。さらにINSPiメンバーは「ココロの根っこ」を流暢なウズベク語で歌ってみせ、観客から大きな歓声が上がりました。コンサートには、ウズベキスタンのコーラスグループ「ザミン」、舞踊団「ショドリク」も出演し、見事に日本とウズベキスタンの文化・音楽が会場で融合することになりました。

ラストナンバーが終わっても観客の拍手喝采は鳴りやまず、スタンディングオベーションが続きました。彼らの歌声がウズベキスタンの人々の心に感動を呼び起こし、まさに音楽が両国民の心を結びつけた瞬間でした。

ワークショップ終了後にINSPiメンバーの乗るバスを取り囲むファンたち

翌日、場所を国立音楽院小ホールに移して行われたワークショップでは、よりリラックスした雰囲気の中、参加者はINSPiと一緒に歌を歌って楽しみました。こちらも150名近い参加者を得るという大盛況で、前述の「ココロの根っこ」を口ずさみながらワークショップ会場を去る人々もいたほどです。また、INSPiの歌声に魅せられファンになった人々が、少しでもメンバーに近づいて写真を撮ろうと、なかなか会場から離れず、INSPi一行のバスを取り囲んでしまう場面もあり大騒ぎでした!

2日という短い滞在期間中に、INSPiはウズベキスタンの人々に忘れがたい素晴らしい思い出を残してくれました。ウズベキスタン日本人材開発センターはこれからも、ウズベキスタンと日本の人々の交流を促進すべく、日々の活動に取り組んでいきたいと思います。