ミャンマー日本人材開発センター、始動−ミャンマー

2013年8月12日

華やかな緊張と興奮にあふれたテープカット

8月9日、ミャンマー最大の都市・ヤンゴンのミャンマー商工会議所連盟(UMFCCI)ビル内に「ミャンマー日本人材開発センター」がオープンし、関係者を招いて盛大な開所式が執り行われました。

同センターはJICAとミャンマー商業省、ミャンマー商工会議所連盟の協力体制で行われる「ミャンマー日本人材開発センタープロジェクト」の拠点となるもので、ミャンマーにおけるビジネス人材の育成や、日本−ミャンマー間の人材交流促進を目的としています。従来の日本センターに比べ、当初から事業を「ビジネス研修とそれに伴う人材交流」に絞り込み、日本的経営・生産管理手法を生かした講義を通じて、ミャンマーの明日の経済活動を担う人材育成に特化していること、また加盟企業27,000社というミャンマー経済界を代表する組織であるUMFCCIビルへの入居により、現地産業界のニーズの的確な把握と活動への反映が可能であることが大きな特長です。

ウィンアウン・ミャンマー商工会議所連盟会頭から田中理事長への記念品の贈呈

当地は現在、雨季であり、直前までお天気が心配されましたが、現地関係者が「仏のご加護だ」と驚嘆するほど、式開始時には明るく晴れ渡りました。ミャンマー側からはフラモウウー・ミャンマー連邦共和国商業省貿易総局長、ウィンアウン・ミャンマー商工会議所連盟会頭をはじめ、関係省庁や機関の高官、ミャンマー元日本留学生協会のミィンウェイ会長など日本にゆかりのある方々、日本側からは沼田駐ミャンマー日本国大使館特命全権大使をはじめ、ヤンゴン日本人商工会議所の妻鹿(めが)会頭、アセアン地域の各日本センターのチーフ・アドバイザー、現地進出の日本企業の方々のご臨席を賜り、当機構田中理事長も出席して、150人近い出席者で会場は熱気に包まれました。

フラモウウ−総局長から「日本センター開所はミャンマーにおけるビジネス人材の育成と、ミャンマーと日本との連携強化に繋がるだろう」というご挨拶を賜ったのち、田中理事長が、開所に至るまでのミャンマー側の協力に対する謝辞とともに「日本で培われたノウハウを通じて、ビジネス人材の育成に貢献していきたい。ミャンマー政府、ミャンマー経済界、日本経済界の緊密な連携で目標を達成し、経済関係強化につなげたい」と述べました。

和やかに門出を祝して「鏡開き」

このあと、センターのロビーにてテープカットが行われ、さらに日本からこの日のために運ばれた樽酒と木槌による“日本式お祝い”の「鏡開き」も続き、2国間の連携の一翼を担う新たな施設の始まりを祝いました。

「ミャンマー日本人材開発センタープロジェクト」は、2013年8月から2016年8月まで3年間の予定で実施され、ミャンマーの産業人材育成のほか、アセアン地域の他の日本センターと連携し、同地域への進出を考える日本企業への支援も行います。