受講者のビジネスプラン発表会に金融機関が参加−キルギス日本センター

2013年8月29日

受講者によるビジネスプラン発表

2013年7月18日と19日の2日間、キルギス共和国日本人材開発センター(以下、KRJC)のミニMBAコース(注)受講者によるビジネスプラン発表会が実施されました。同コースの受講者44名により、約3カ月間KRJCで学んだ成果の集大成として、自身のビジネスの拡大や起業についてのプレゼンテーションが行われました。今回、新たな取り組みとして、本年7月1日にKRJCが業務提携の覚書を締結したキルギスのマイクロファイナンス銀行「Bai-Tushum&Partners(以下、Bai-Tushum)」に事前にビジネスプランを共有し、同社が関心を持った9名の受講者のビジネスプラン発表に同社の融資担当者が出席しました。

Bai-Tushumは、国内の新興企業のための起業資金融資を含め、中小企業への幅広い金融サービスを提供しています。このため、今回のBai-TushumによるKRJCのミニMBAコース受講者のビジネスプラン発表会への参加が、その後の受講者の起業やビジネス拡大に対する融資につながる可能性があるという点が、今回の取り組みの最も重要なポイントです。このような形で、起業家や金融機関が相互に利益を得られるプラットフォームが実現することになります。

今後、上記のプラットフォームに基づいて、キルギス国内の中小企業に対し、研修、コンサルテーション、融資が提供される見込みです。また、このようなBai-TushumとKRJCとの業務提携が、両組織の発展にプラスの影響を与えるのみならず、キルギスにおけるビジネス環境の改善にも効果をもたらすと考えています。

(注)キルギス共和国日本人材開発センターでは、多様なビジネストレーニングやセミナーを実施しています。メインのコースは通称「ミニMBA」と呼ばれる3カ月間のコースです。同コースでは、キルギスのビジネスマンが自らの起業家精神を高め経営手腕を磨き、ビジネスチャンスをとらえる能力を向上させることに重点を置いた研修を実施しています。