VJCC（ベトナム日本人材協力センター）をベトナム学習奨励中央機構が表彰

2015年5月24日、「ベトナムの教育分野において著しい貢献のあった団体を表彰する式典」がホーチミン市内で行われ、外国貿易大学（FTU）とJICAが2000年から協力してきたVJCC（ベトナム日本人材協力センター（ハノイ、ホーチミン）が表彰を受けました。この式典は、ベトナム祖国戦線の機関の一つであるベトナム学習奨励中央機構が主催したもので、ベトナムにおける教育を推進、発展させるための事業の一つです。

表彰されたのは「優れた教育機関」20団体、「優れた教育教材を作った機関」20団体の計40団体で、VJCC（ベトナム日本人材協力センター）は、ベトナムにおける20の「優れた教育機関」の一つとして表彰されました。

式典は、ベトナム通信社センターのホールに於いて、それぞれの団体に、賞状と記念のトロフィーが手渡されました。当日は、VJCCから水野チーフアドバイザー、ヒエン　ハノイセンター所長、ミン　ホーチミンセンター所長および若林調整員が参加しました。

VJCC（ベトナム日本人材協力センター）は、ハノイとホーチミンを併せ、26名のスタッフを擁する、日本とベトナム両国政府の合意のもと設立された人材育成機関です。産業人材の育成では、裾野産業（ベトナムが工業化を推進する上で必要になる、車や各種工業製品などの生産に必要な部品製造・加工を行う部門）を中心に年間2,000人の産業人材の育成を行っている他、1,000人の日本語研修、2,500人の両国間の相互理解促進と留学支援を行っています。なお、表彰式の様子はVTV9で放映されました。