カンボジア日本人材育成センターにて日系企業就職説明会開催

2015年8月7日

会場の隣の教室では、各企業によるプレゼンテーションも行われました。

7月18日(土)カンボジア日本人材開発センター(CJCC)は、カンボジア日本人商工会、王立プノンペン大学外国語学部との共催で、日系企業就職説明会を開催しました。今回は、日系企業12社が参加し、主に日系企業に関心がある学生や日本語学習者が各企業の情報を収集しました。また、6月の卒業シーズンと重なったため、約500人もの求職者が来場し、熱心に就職活動をしている様子がうかがえました。

各企業のブースは求職者で溢れていました

午前中のブースセッションでは、各企業より業務や応募条件などについてのプレゼンテーションが行われ、皆熱心に聞き入っていました。そして午後の面接セッションでは、求職者が企業と自由に話したり、面接したりする時間が設けられ、各ブースは常に求職者で賑わいを見せていました。

年々、増加する日系企業のカンボジアへの進出に伴って、企業側は専門知識や英語能力に加えて日本語ができる人材の獲得に乗り出すようになりました。またカンボジアにおいて「英語+α」の言語ができる人材は重宝される傾向にあり、給与にもかなりの差が生じることがほとんどです。そのような状況下において、言語に強いことで有名な王立プノンペン大学外国語学部の学生や日本語学習者には、自分の能力を生かした仕事を見つけられる絶好のチャンスとなりました。

会場全体の様子

今回の説明会では、学生が就業の機会を得たり、企業について知ったりすることができただけではなく、企業にとっても優秀な人材に対してアプローチをかけることができました。CJCCは、「人々が交流する場」として、今後も学生と企業の双方をマッチングする機会を提供できるよう、このような就職説明会の実施を続けていく予定です。