ビジネスコース卒業生の同窓会が開催されました−カンボジア日本センター

2015年9月14日

開会の挨拶をする伴チーフアドバイザー

去る9月5日、カンボジア日本人材開発センター(CJCC)でビジネスコース卒業生の同窓会が盛大に開催されました。当日は、卒業生だけでなく現在ビジネスコースで勉強している学生、外部からの参加者など200名以上が交流を楽しみました。現在、CJCCではビジネス人材の交流拠点となることを目指しており、このイベントもその目的達成のための重要な役割を担っています。

パネルディスカッションの様子。中央がBun氏、右がIeng氏

今年度は基調講演の前に参加者が名刺交換を行う時間が設けられ、多様な業種の参加者同士の新たな出会いが会場の至る所で生まれました。今回の交流を契機とした新たなビジネスネットワークが生まれ、カンボジア経済の発展に繋がっていくことが強く期待されます。

懇親会の様子

基調講演では、マイクロファイナンスのSathapana社のCEOであるBun氏と農業企業であるKhmer Organic社のオーナーであるIeng氏のパネルディスカッションが行われました。設けられたテーマは、起業時の経験や将来に向けた経営についてです。このテーマに基づき活発な議論が行われ、終了後には質疑応答の時間も設けられました。参加者から寄せられた多くの質問一つ一つに対して、ご自身の経験を踏まえ丁寧に回答頂き、参加者にとって大変有意義な時間となりました。

懇親会で演奏された伝統楽器のオローニエ

講演終了後には懇親会が行われ、こちらも多くの参加者で賑わいました。真剣な面持ちでパネルディスカッションを聞いていた時とは打って変わり、同窓生との再会を楽しんでいました。また、会場ではクメールの伝統楽器であるオローニエの生演奏も行われ、再会の温かいムードに華を添えていました。