カンボジア日本センターとラオス日本センターの合同セミナーが開催されました

2015年9月16日

前列左2番目からワッタイさん、チャンナンさん、鈴木さん、そして右から2番目がシパンさん

去る9月7日(月)〜8日(火)、初めてとなるカンボジア日本センター(CJCC)・ラオス日本センター(LJI)合同セミナーをLJIにて開催いたしました。このセミナーは、CJCC側から提案をいただき実現したものです。しかし、この様に実現できた背景には、JICA本部が主体となり各日本センター間をTV会議で結び行っているスタッフトレーニングにおいて、CJCCによるレベルの高いITを利用した広報活動への取り組みに感化されたLJIスタッフが切に願っていたものでもあったからでした。

プレゼンはシパンさんが中心に行ってくれましたが、ワッタイさんとのコンビネーション、また、鈴木さんのフォローも絶妙でした。

当日のセミナーには、CJCCから鈴木義教氏(JICA専門家:業務調整員)、シパンさん(PR & Marketing staff)、ワッタイさん(Public Relation & Marketing Coordinator・Administration, Facilities & PR Department)、そしてチャンナンさん(Senior IT Officer)の4名にお越しいただきましたが、それぞれの担当分野に関連する業務の取組について、非常に分かり易いプレゼン資料を準備してきてくれました。

チャンナンさんは、ITの専門的な知識を提供してくれると共に、LJI担当者のトンダムさんには、マンツーマンでFacebookの更新方法なども指導いただきました。

やや緊張感が漂う中で最初のセッションが始まりましたが、すぐに打ち解け、笑顔で名前を呼び合うようになり、伝える側・学ぶ側の姿勢が非常に噛み合った研修内容となりました。主な講義内容については、1)ITを通したSNSの利用方法、2)学生ボランティアの有効(友好)な活用法、3)ロビーの活用法などでしたが、特にCJCCの各担当者同士がお互いの長所を持ち寄ってチームワークで創り上げるきめ細かな対応が最も印象に残ったことと思います。また、事業内容の紹介も兼ね備えた名刺やノートを始め、あると便利なプノンペンマップ付きの広報資料など、工夫を凝らした広報グッズに関しても目から鱗のスタッフが多かったのではないでしょうか。いずれにしましても、LJIスタッフにとっては、数年後のあるべき姿をビジュアル的にお伝えいただけたことにスタッフ一同感謝の思いで一杯でした。

CJCCスタッフからお土産にいただいた、クロマーと呼ばれるスカーフを思い思いの形で身にまとい記念撮影するLJIスタッフ。

今回のセミナーで何よりも嬉しかったことは、日本センターで働くナショナルスタッフ同士の個人個人の絆が深まったことです。これからは国境を越え、気軽にプライベートでも近況報告や業務の相談が出来るようになりました。また、この様な繋がりによって今後のTV会議でのスタッフトレーニングもさらに活気が増してくるように思います。今回の合同セミナーによってお互いの心を通わせながら築いた信頼関係は、今後の日本センターの発展に大きな役割を担ってくれることは間違いなしと確信しております。

最後に、ご協力・ご尽力いただいた多くの関係者の皆様に心から感謝申し上げます。以上LJIからのご報告です。