ラオス日本センターによるカンボジア日本センター視察

2015年10月1日

CJCCが実施する7S(5Sに節約・そなえを加えたもの)の活動をご紹介

9月25日から28日まで、ラオス日本センター(LJI)の皆様が、カンボジア日本センター(CJCC)を視察されました。鈴木チーフアドバイザー、佐藤業務調整員の他、LJIのブンルアン副所長、リーパイアビジネス課長、ブンソン総務課長、カンプイビジネス係長の合計6名でお越しになり、センターの運営手法について活発な議論が交わされました。月初めにはCJCCのスタッフがLJIを訪問し、ロビーやボランティアの活用方法についての紹介を行いましたが、百聞は一見にしかずで、実際にLJIのスタッフの方がCJCCの活動を目にすることにより、先日のCJCCによるプレゼンテーションの理解がより深まったものと思われます。また、9月26日(土)にはCJCCで日系企業就職説明会が実施されたため、LJIの皆様も視察され、ラオスで実施している同様の就職説明会の参考となることが期待されます。

CJCCの活動についてのプレゼンテーション

一方、CJCCではMBAコースの開設を検討していますが、LJIでは数年前からMBAコースを開設し、安定的に運営されているため、この機会にMBAコースの運営手法についての発表を行って頂きました。CJCCからはビジネス部門の関係者を初めとした多くのスタッフが出席し、皆一様に興味深く話を聞いていました。今後CJCCでMBAコースの設立を検討するにあたり、非常に参考になる情報を得ることができ、今後もLJIからの支援を受けながら、コース開設の準備をしていければと考えています。また、LJIではビジネスコースの受講者を対象にビジネスプランコンテストを実施しているのですが、CJCCの起業家コースの学生も交えて、ラオス・カンボジア合同でコンテストをしようという話も持ち上がりました。LJIでは例年7月にコンテストを実施しているので、まだ少し先になりますが、カンボジア側も十分な準備をしてコンテストに挑みたいと考えています。

ロビーで集合写真

9月は上旬にCJCCからLJIにスタッフを派遣し、また、下旬にLJIのスタッフがCJCCを訪問されたことで、両センターの友好関係が強まったように感じています。単に仲良くなるだけではなく、上述のビジネスプランコンテストのように、何らかの共同事業を今後多く生み出していきたいと考えています。また、LJIだけではなく、他の国の日本センターとの横の連携も、今後積極的に行っていきたいと思います。