カンボジア日本人会主催の盆踊り大会が開催されました−カンボジア日本センター

2015年11月11日

盆踊りを楽しむ人々

カンボジア日本人会主催の盆踊り大会が10月25日にダイアモンドアイランドで開催されました。このイベントは毎年プノンペン在住の日本人とカンボジア人が大勢参加し、互いに交流を深める場となっています。今回で11回目を迎えたこのイベントは、およそ3,500人の参加者が集まり大いに盛り上がりました。

ネイチャーカフェの出店

会場の中心にはやぐらが建てられ、本格的な雰囲気が味わうことができました。日本の盆踊りだけでなくクメールダンスも踊られていたため、参加者全体が一体となり踊りを楽しんでいました。会場では盆踊りの他にも、ソーラン節や和太鼓、鳴子踊りなどのパフォーマンスも披露され、日本の伝統文化を知っていただける機会になりました。会場ではたくさんの屋台も出店され、日本食を味わう人たちで賑わいました。カンボジア日本人材開発センター(CJCC)が運営するネイチャーカフェからも屋台が出店され、たこ焼きと巻きずしを売り出し、約300食を売り上げ大盛況でした。

リードダンサーのみなさん

会場で音楽を流すだけでは参加者がなかなか踊ることができないため、CJCCでは盆踊り大会の約2カ月前からリードダンサーのトレーニングを行い準備を進めてきました。当日は選抜された50名のリードダンサーが浴衣に身を包み、やぐらの上で手本となる踊りを披露し、会場全体をうまく巻き込んでいました。やぐらの周りには音楽に合わせて踊りをする人々で何重にも輪が広がり、参加者はとても楽しんで踊っていました。

鳴子踊りの発表

今回の盆踊り大会を通し、カンボジアと日本両国の交流だけでなく、相互理解が深まったイベントになりました。CJCCとしては来年度の盆踊り大会に参加するだけでなく、このような文化交流活動に積極的に協力していきたいと思います。