JENESYSプログラムによる日本の大学生が訪問−ミャンマー日本センター

2016年1月25日

MJC金丸チーフアドバイザーによる説明

Than Than Aung氏によるミャンマー教育事情について

Cho Mar Naing氏による自らの日本留学経験について

2016年1月20日(水)、国際交流事業を目的としたJENESYSプログラムにより約20名の日本の大学生がミャンマー日本センター(MJC)を訪問しました。MJCから、ビジネスコースマネージャーを担当しているThan Than Aung氏がミャンマーの教育事情について、また同様にビジネスコースのアシスタントをしているCho Mar Naing氏が自らの日本留学経験を紹介いたしました。両氏は日本の名古屋大学にて勉強、研究をした経験があります。

Than Than Aung氏からは、ミャンマーにこれから来るグローバル競争の中における教育の重要性を訴えました。自らもヤンゴン経済大学での教師経験があることから、ミャンマーの教育事情について具体的な現状を説明しました。日本の学生からは「教育の制度というのは重要な問題だと思うが、その中でも特に教育者の質についてはどうなのか」「ミャンマーでは塾や家庭教師もあるとのことであるが、日本のように会社として塾ビジネスを行っているところはあるのか」等々の質問が飛び交いました。

Cho Mar Naing氏は、自らの日本留学経験を語りました。なぜ日本へ留学することを決めたのか、日本留学を通して学問以外に何を学ぶ事ができたのか、そして、留学が終了した後に自分はどう変わったか、等々の経験と気づきを日本の学生と共有しました。「日本とミャンマーの違いについて、特にビジネスの現場ではどのような違いがあるのだろうか」などの意見交換が活発にされました。

日本とミャンマーの次代を担う皆さんがこのような交流を通じて相互理解が深まることを期待しています。