5Sと見える化で工場改善、テーラーメイドコースを実施−ミャンマー日本センター

2016年2月5日

講義中の増田講師

2016年1月28日(木)、ヤンゴンの工業団地内で変圧器やセンサーなどの部品を製造しているアース・インダストリーズ・ミャンマー社の従業員に対して、増田講師による「5Sと見える化で工場改善」コースを実施しました。工場長以下、約20名の従業員の方が参加されました。

同社の製品は主に日系企業へ出荷しているため、すでに工場の管理については他の一般的なミャンマー企業とは一線を画しレベルの高いものとなっております。しかしながら、新しいスタッフにも継続的に研修を行いたいとの同社の社長の意向により、今回の要請となりました。

講義に参加する従業員たち

増田講師は、改善を行う上で必要となる、工場の状況を見える化するためのツール紹介などを行い、工場管理の効率化への様々なヒントを提示しました。また、同社は日頃、日系企業との付き合いがあるためかホウレンソウにも強く関心を示しておりました。参加者は、具体的な質問を増田講師にしており、彼らの熱心さが伺えました。

同社はすでにミャンマー企業のモデルとなりうる工場管理を行っておりますが、今後の更なる発展を期待しています。