モンゴル・日本人材開発センターが来館者数200万人を達成!〜記念講演会と新・現代日本デザイン100選展示会を開催〜

2016年4月23日

200万人目となった来館者にダワードルジ所長より花束を贈呈

 モンゴル・日本人材開発センター(以下、MOJC)では、2002年の設立以来、日本的経営をベースとするビジネス人材育成、日本語教育、両国の相互理解促進に係る各事業を実施し、モンゴルにおいて「両国の交流拠点」としての役割を果たしてきましたが、本年4月1日に来館者数累計200万人を達しました。モンゴルの人口は300万人ですので、その3分の2に当たります。200万人目は、保険会社のセミナー出席のために来場された、ウランバートル近郊に住む保険代理店代表の男性で、ダワードルジ所長から花束を贈呈されました。

在モンゴル日本国大使館・清水大使による記念講演の様子

 
 200万人達成を記念して、4月12日に、在モンゴル日本国大使館・清水武則全権特命大使に講師をお願いし、「モンゴルと日本の交流 〜過去、現在、そして未来に向けて〜」と題した記念講演会を開催しました。モンゴル国政府関係者をはじめ、MOJC事業を支えてくださった講師や通訳の方々、日本国大使館・JICA関係者など、招待された約70名が参加されました。

 
 清水大使の御講演では、日本・モンゴル両国の交流の歴史、モンゴル社会・経済の発展に寄与した日本の政府開発援助事業、将来の両国のあるべき付き合い方などについて、外交官生活40年のうち、ほぼ半分をモンゴルで過ごされた御自身の御経験も踏まえてお話しされ、両国の交流拠点であるMOJCの記念講演会として、とても相応しく、かつ、すばらしい内容でした。

 講演会では最後に、ダワードルジ所長から200万人目の来館者の方に対し、記念の証書とMOJC実施研修への招待券が贈呈されました。

「新・現代日本デザイン100選」展示会を開催

 また、200万人達成記念イベントとして、4月11日から29日まで、MOJCにおいて「新・現代日本のデザイン100選」展示会(国際交流基金(JF)、日本国大使館、MOJC共催)を開催しています。同展示はJF事業として全世界を巡回しているもので、展示品としては、現代日本の身近な日用品89点と、モダン・デザインの巨匠らが手がけた歴史的な製品11点、あわせて100点となっています。日本のデザインの最新の傾向や特色、日本人の嗜好と生活が直接反映された展示として、来館者の目を楽しませています。