VJCCでジョブフェア2016開催〜日系企業と学生・留学生等との交流会〜

2016年6月15日

  オープニングセレモニーの様子

 2016年5月28日(土)、ベトナム日本人材協力センター(VJCC)ハノイにて、毎年恒例のジョブフェアが実施されました。同フェアは、日系企業と日系企業に就職したい学生を繋ぐイベントで、今年で第8回を迎えます。日系企業にとって、優秀なベトナム人の獲得が益々重要となってくる中、今年は13社(Denso, RICOH, iRC TIRE, INOAC, ASAHI INTEC, yokowo, B&Company, HONDA, MITANI, SVWS, TERUMO, TOYOTA, Panasonic, URYU & ITOGA)、が参加しました。

「日本企業が求める人材」について語るリコーの小林社長

 オープニングセレモニーには、来賓として、在ベトナム日本大使館当間書記官、ジェトロ川田所長、日本ベトナム商工会柳井会長らを迎え、ご挨拶を頂いたあと、リコーの小林社長から、「日本企業の求める人材とは?」というタイトルで、講演をいただきました。学生が知っていれば、企業に入って役立つ事として、同氏は「5S」、「報・連・相」、「PDCA(Plan→Do→Check→Action)、「QCD(Quality, Cost, Delivery)」の4つを挙げ、学生に勉強を勧め、それに熱心に聞き入る学生の姿が印象的でした。

    企業ブースでの様子

 
 参加した学生は350名、オープニングセレモニーの後はそれぞれ興味があるブースに分かれ、熱心に企業の話に耳を傾ける姿が見られました。また、今回の新しい取り組みとして、企業と学生がより深く話す時間が持てるよう、各企業のブースとは別に、個別のインタビューコーナーを設け、活用頂きました。

    企業ブースでの様子

 

  B&Companyの杉山様は今回参加した感想として、「昨年もこのイベントに参加して1名採用できた。今年も2〜3名採用できそうな感触がある。一日で多くの学生と接触できる貴重な機会であり、他の 同様なイベントに比べて、費用対効果が高いのが助かる。」と語ってくれました。(了)