ハイフォンでの人材開発研修がスタート〜ハイフォンの発展に貢献を〜

2016年6月16日

【画像】 ベトナム日本人材協力センター(VJCC)ハノイでは、ハイフォン科学技術人材育成協会とMOUを結び、2016年から2020年の間に、毎年短期コースを3回。中期コースと長期コースをそれぞれ2回実施していく予定です。この研修の一環として、2016年6月6日(月)、2016年度第1回目の中期コースが開講しました。今回の研修は、「人材開発」をテーマにしたもので、主に企業の人材管理担当を対象に、「リーダーシップとコミュニケーション」と「スタッフィングスキル開発」の研修がそれぞれ3日間ずつ実施されます。

ハイフォン人民委員会科学技術部         アン部長挨拶

今回の研修2科目を担当した菅谷講師

 

 


 開講式で、ハイフォン市人民委員会科学技術部のアン部長は、「ハイフォンでは今、行政官、企業、研究者、および学校を対象に4つの分野で研修が実施されており、今回のコースは企業を対象にした研修の一つ。企業に力をつけて、ハイフォンの発展に繋げたい。また、将来的には、研修の実施のみならず、研修修了者のネットワークを構築し、これらをサポートしたい。」と語りました。これに対して、運輸会社社長のヒエン氏が受講生を代表し、「この研修で色々な知識を得て仕事に生かしたい。」と、研修に対する抱負を語りました。

 受講生は企業の人材管理担当者中心

  自社の求人広告を作成し、発表

手作りの帽子をプレゼントされた菅谷講師と受講生達

 



 今回の受講生は、建設業、セメント製造、水供給、電気、浄水場など大企業を中心に20名が参加しましたが、6日間の研修を終えた菅谷講師は、「全受講生が熱心に参加して頂けた。特に、理想とするリーダー像を話し合うグループディスカッションでは、大変な盛り上がりを見せ、ほとんどが初対面であったにもかかわらず、打ち解け、ネットワークもできたのではないか。」と、研修の感想を語っていました。