MJC研修(日立の若手職員)の開催

2016年11月22日

    ヤンゴン市水道事業

 11月7日から18日に亘り、ミャンマー日本人材育成センター(MJC)は、JTB若手海外派遣研修を実施した。この研修は日本のJTBからの依頼を受けて行っているもので、日立の若手職員の方々(受講生)にミャンマーの歴史、経済、日本関係史、言語、宗教、そして日本のODAプロジェクトの活動を理解してもらことを目的としている。
 ミャンマーの歴史・経済などの座学は、ミャンマー人が講師を務め、日本語で行われた。受講生からは、講師がミャンマー人であることから、直接、ミャンマーの本音が聞けるとして好評であった。特に、ミャンマーの社会に深く根付く仏教(上座部仏教)については新たな発見であり、ミャンマーでビジネスをするにはその認識が不可欠との感想が聞かれた。

    優良種子プロジェクト

 

 また、幾つかのODAのプロジェクト現場では、プロジェクトのミャンマー人責任者から英語で説明を受けたり、受講生が英語で直接質問できることから、英語の勉強にもなるとして、これも好評であった。

ヤンゴン経済大学院生との意見交換

 

 更には、日立からの受講生が若手職員であったことから、同世代のヤンゴン経済大の院生との意見交換も開催された。彼等たちで決めたテーマのひとつは、今、話題の「アメリカ新大統領トランプ氏」。

 
 これもミャンマーの若者の考えを知ることができ、ミャンマーの若者像を理解出来たと好評であった。