筑波・大阪・関西大学キルギス夏期ロシア語研修

2016年9月30日

 キルギス共和国日本人材開発センター(以下KRJC)は、2016年9月1日から23日までの3週間、筑波大学との共同企画による、「筑波・大阪・関西大学キルギス夏期ロシア語研修」を実施しました。筑波大学から4名、大阪大学、関西大学から各1名、合計6名が参加しました。

キルギス国立総合大学キャンパスツアーで、ロシア語の授業を見学

プログラム最終日に実施された、ロシア語での日本に関する発表会

 

 ロシア語研修と異文化理解を目的とした本研修は、2014年に開始し、今回が第3回です。昨年から筑波大学では本研修がロシア語科目としての単位取得対象科目となりました。日本大使館、JICA事務所訪問、現地大学キャンパスツアー、青年海外協力隊活動先訪問、プロジェクト現場訪問、「キルギス理解講座」、キルギス語研修、ロシア語研修、イシククリ小旅行、ホームステイ、現地学生との交流等、3週間という期間にキルギス理解と語学研修が濃縮されたスタディツアーで、研修参加者からは、「これまで未知の世界だったキルギスについて知ることができ、色々な経験ができた」「カルチャーショックもあったが、キルギスが大好きになった」「もっとロシア語を勉強しようというモチベーションになった」「今後のキャリアについて考えるきっかけとなった」等の前向きな感想が述べられました。

  イシククリ旅行(岩絵野外博物館)

 

 スタディツアーを通じてキルギスを知り、キルギスを好きになり、それを日本で身近な人達に伝えてくれる若者の発信力は、キルギスと日本の交流強化にとって、大きな力です。本プログラムは来年以降も継続して実施していく予定です