VJCCインスティテュート(ハノイ)がビジネスマッチングを開催〜“しずおか信用金庫”と協力〜

2017年12月8日

ビジネスマッチングに先がけて、しず
おか信金による静岡県の紹介

 
 11月9日(木)、経営塾参加企業を含めたベトナム企業と静岡県企業のビジネスマッチングイベントが、ベトナム日本人材開発インスティチュート(VJCCインスティチュート/ハノイ)にて開催されました。このイベントは、しずおか信用金庫(以下しずおか信金)が顧客である静岡県企業を連れてベトナムに視察に訪れた際、VJCCインスティチュートとの協力で実現したイベントです。
*経営塾:VJCCインスティチュートが実施している経営者育成のための長期研修

 現在、多くの地方銀行が、地元企業の海外展開支援をすべく様々な試みを行っており、その一環として、しずおか信金は今回初めて海外でビジネスマッチングを開催しました。日本企業とのこのような試みはVJCCインスティチュートとしても今回が初めてであり、当初は集客に不安もありましたが、VJCCホームページやFacebookなどで呼びかけたところ、静岡企業10社に対して、30社のベトナム企業が参加しました。

日本企業(右)とベトナム企業(左)の様子

 静岡県からは、機械製造や木工製品製造等の企業、ベトナムからも同じく木材製造や機械部品製造分野などの企業が参加し、静岡県企業1社あたり4〜8件の面談が行われました。参加企業の多さ、また、限られた時間の中で日越企業が熱心に話し合う姿から、双方のビジネスチャンスにかける熱意が感じられました。

 イベント終了後のアンケートによると、商談に参加した日本企業10社のうち5社が継続してベトナム企業と商談を続ける予定であるとのこと。具体的には、「近いうちに再度ハノイで打ち合わせ、会社見学に訪れたいと考えている。」、「内容によってはすぐにでも外注できそうな状況」、「ベトナム進出を検討する上で貴重な情報を得ることができた。」等、今後の発展を期待させるコメントがありました。

日本企業(奥)とベトナム企業(手前)の様子

 VJCCインスティチュートとしても、今後も同様なイベントを継続して行い、日越企業の交流促進及びビジネスチャンスの創出に取り組んでいく予定です。