七夕フェスティバル2018が開催されました

2018年7月17日

Pro Musica Nipponiaによる和楽器演奏

 7月5日から6日にかけて、カンボジア日本人材開発センター(CJCC)は、在カンボジア日本国大使館、国際交流基金との共催で七夕フェスティバル2018を開催しました。 

 七夕フェスティバルは、日本とカンボジアの文化交流を目的としてCJCCが毎年夏に開催するイベントです。日本とカンボジアの友好65周年を記念して、今年は在カンボジア日本国大使館、国際交流基金との共催となり、開催期間も1日から2日に拡大されました。平日の開催にもかかわらず約6,000名の人々がCJCCを訪れ、フェスティバルは多くの人で賑わいました。

フェスティバルの締めくくり、灯籠流しの様子

 
 来場者は映画「ONE PIECE FILM GOLD」の上映やPro Musica Nipponiaによる和楽器コンサート、カンボジア人日本語学習者によるのどじまん大会などの様々なイベントで盛り上がったほか、浴衣や折り紙などの日本文化に高い関心を寄せていました。さらに会場では来場者の願い事が笹に吊され、日本の七夕のような趣に包まれました。 

 また、関西学院大学の学生の企画でアジアの大学生の願い事が展示されました。日本センターは当該大学からインターン生を受け入れており、CJCCでは毎年4人受け入れています。そのつながりを活かしてカンボジア、ベトナム、ラオス、日本の大学生の願い事が飾られ、来場者は写真を撮ったり、他の国の大学生の願いを読んだりして楽しみました。

 フェスティバルの締めくくりには、池に手作りの灯籠が浮かべられました。闇夜に灯籠の火が揺らめく幻想的な景色の中に、賑やかな2日間の終わりが感じられ、皆どこか名残惜しそうに燈火を見つめていました。

外務大臣からのCJCCへの表彰状

 今回のフェスティバルにおいて、CJCCはこれまでの両国の文化交流における貢献を日本国外務大臣より表彰されました。日頃の活動が認められ、CJCCの職員からは喜びの声が上がりました。CJCCは、今後も日本とカンボジアの友好を深めていくために文化交流事業を推進してまいります。