日本センターにて、七夕共同掲載企画を関西学院大学生が実施〜みんなで願う、みんなの夢〜

2018年7月30日

VJCC(ホーチミン)の様子

LJIの様子

 
 2018年7月5日(木)〜13日(金)にかけて、ベトナム日本人材開発インスティチュート(VJCCインスティチュート、以下VJCC)ハノイ、VJCCホーチミン、カンボジア日本人材開発センター(以下CJCC)、ラオス日本センター(以下LJI)及び関西学院大学にて七夕共同掲載企画が行われました。
 
 初めて行われたこの企画は上記日本センターに関西学院大学から派遣されている日本人インターンによって提案されたものです。現地の人々への日本文化の紹介及び参加機会の提供、日本センター同士の連携事業のきっかけ作りと各センターの広報推進、各国の学生を対象とした他国との交流作りの機会の提供を目的として行われました。

 今回のイベント内容は、各国の学生や日本センター利用者から願いや夢を書いてもらった短冊を集め、笹に吊るして日本の七夕の様子を再現するというものでした。短冊は英語を中心に、日本センターでの日本語学習者からは日本語で、現地の人々からはそれぞれの言語で書かれた短冊が集められ、イベント終了時には4か国5か所合計で150枚を超える短冊が掲載されました。

CJCCの様子

VJCC(ハノイ)の様子

 
 CJCCでは毎年行われている「七夕フェスティバル」のコーナーの一角に掲示を行ったほか、VJCC、LJI、関西学院大学での掲示もそれぞれに飾り付けられ、華やかな七夕飾りが期間中に人々の目を楽しませていました。
 
 イベントを企画し、現在VJCC(ハノイ)に派遣されている関西学院大学3回生の関谷祐史さんは「多くの人がこの企画に参加してくださり、とても嬉しい。他の国の同年代の人が何を願い、どんな目標に向かって頑張っているのかを共有することで、お互いを高め合っていくきっかけにしてほしい。」と語りました。

 参加者であり、飾り付けを手伝ったLJI 相互理解部門相互理解事業担当主任のラサミーさんは「普段あまり話すことない自分の夢や目標を通し、他国の学生同士が繋がれるのは素晴らしいことだと思う。この企画をきっかけに日本の様々な文化や慣習にも興味を持ってもらえたら嬉しい。」とイベントの様子を振り返っていました。

 色とりどりの七夕飾りと、多くの願いが込められた短冊で人々の気持ちが巡り会う企画となりました。

【画像】

関西学院大学の参加者の様子