ハイフォン経営塾第3期開講式を実施~VJCCインスティチュートが成長著しいハイフォンで研修を実施~

2018年8月20日

ハイフォン経営塾第3期開講式

 ベトナム日本人材開発インスティチュート(VJCCインスティチュート)が2年前から実施している、経営者育成のための経営塾第3期開講式が、2018年8月13日(月)、Viettronics Technology Collegeにて執り行われました。

 開講式には、貿易大学学長をはじめ、ハイフォン人民委員会副委員長、JICAベトナム事務所代表、VJCCインスティチュート関係者、ハイフォン市科学技術局、地元新聞社やメディアに加え、ハイフォン経営塾第1、2期生が出席しました。
 
 はじめにハイフォン科学技術局のファン氏からハイフォン経営塾第3期生30名の呼名が行われ、その後、JICA松下高士氏から挨拶がありました。

JICA松下高士氏

 挨拶の中で松下氏は「皆様一人一人がベトナムの経済を担う力を身に付けていけるように祈っている。今年は日越国交45周年の記念すべき年であり、共同声明において産業人材の促進が約束された。VJCCの経営塾はベトナムの人材育成のために英知を集めた10ヶ月のコースであり、先週第1期生とお話した際に、大変有意義なものであると聞いている。皆さんの益々の発展をお祈りしている。」と述べました。

 貿易大学のトゥアン学長、ハイフォン人民委員会ナム副会長がそれぞれ挨拶した後、ハイフォン経営塾第3期生を代表してクラス長のチュン氏が挨拶をしました。

チュン ハイフォン経営塾長

 チュン氏は「日本は世界一の品質、5Sを実施している国。HONDAやMITSUBISHIなどの会社がある日本という国の人々と研修をさせていただけることはとても素晴らしいことである思う。経営塾では日本の講師から、マネジメントや改善活動などの講義をしていただき、本邦研修もできると聞いており、受講生の視野を広げる非常に良い機会であると思う。JICA、VJCCをはじめとする関係者の皆様、お越しの皆様に感謝申し上げる。」と経営塾に対する期待を語りました。

 最後にハイフォン人民委員会トゥアン会長より閉会の挨拶がされました。ハイフォン経営塾では今までに55名がその学びを受け、各企業に知識の普及などを行っています。新たに入塾した30名のハイフォン経営塾生の10ヶ月後の成長に注目が集まっています。

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集合写真