VJCCホーチミン経営塾(第10期)を修了、同(第12期)を開講

2018年10月3日

 VJCCホーチミンでは経営塾(第10期)が成功裏に修了し、続いて経営塾(第12期)を開講しています。

 第10期の修了式は去る8月31日にVJCCホーチミンで行われ、27名の塾生に対してヒエンVJCCインスティテュート長、河上在ホーチミン日本国総領事、井崎JICAホーチミン首席駐在員から、終了証・盾・花束を贈呈、修了を祝いました。塾生は主として金属・機械加工や産業用機械・資材の製造・販売に携わる現地企業の経営者であり、今後は経営塾において学んだ日本式経営を活用し、日本・ベトナム双方の製造業を中心とする産業発展のために大きな役割を果たすものと期待されます。日本側からはジェトロホーチミン所長やホーチミン日本商工会議所会頭・事務局長、多くの邦銀関係者、ベトナム側からもベトナム商工会等の産業関係者が参列し、祝辞を述べるなど、経営塾修了企業を通じた日越産業界の連携拡大に対する高い関心を示すものとなりました。

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 VJCCホーチミンでは続いて経営塾(第12期)を開講、9月24日に開講式を行い、同日から9月30日にかけて、企業理念・経営戦略・事業計画に関する第1週目の講義を実施しました。第12期の経営塾生は30名で、製造産業を直接的に支える金属・機械加工や産業用機械分野が10名、製造産業を間接的に支える産業用資材・廃棄物リサイクル・システム開発等の分野が8名、建設資材・不動産・食品・生活用品等のその他の分野が12名という構成であり、30歳から51歳(平均年齢は39歳)と働き盛りの経営者・経営幹部が集いました。これから2019年9月までの1年間、塾生一同が苦楽を共にしながら日本式経営を学ぶとともに、ハノイの経営塾生と混成チームを組んだ本邦研修等を通じて日本企業とのビジネス交流を図っていく予定となっています。

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