第二回NOBEO Café セミナー の開催

2018年11月16日

商業省ミン・ルイン局長

 11月7日、第二回NOBEO Café セミナーがMJC同窓会(MABA)、延岡友好協会およびミャンマー日本人材開発センター(MJC)の共催で開催されました。

 午後1時半から始まったNOBEO Caféセミナーには商業省消費問題局長、マンダレー商工会議所会頭、荒井延岡市副市長、延岡市議会議長、延岡ミャンマー友好会会長他が列席する中、約200人が参加して実施されました。このセミナーの目的は、両国民間企業間のビジネス・ネットワークを構築するため、延岡企業とミャンマー企業との商談会を行うことでした。延岡からは4社の企業が参加し、事前審査により選ばれた32社のミャンマー企業との面談を実施しました。また、セミナーオープニングでは清本鐵工清本会長とトップミャンマー・ニャウン社長との間で真空フライヤー(ドライフルーツや乾燥野菜を生産する機材)の販売代理店契約の調印が行われました。 

 このセミナーの主賓として出席した商業省局長からは、このような機会を延岡ミャンマー友好会が作ったこと、および今回のように具体的なビジネス連携に至ったことを高く評価すると述べるとともに、引き続き商業省としてこのような商談会を含めて必要な協力を惜しまない旨の表明がありました。

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(左写真)調印式 (右写真)集合写真

荒井延岡副市長

個別企業面談

 荒井副市長の挨拶ではミャンマーと延岡の交流が年を追うごとに深まっていること、交流の成果がビジネスパートナーとしてミャンマー日本の企業間で調印されることにも表れていることを歓迎するとともに、延岡の企業はミャンマーで必要とされる農産物の高付加価値や環境問題の解決など良きパートナーとして協力できることを強調されました。

 また、MJCチーフアドバイザーの挨拶では、こうした商談会の実施や具体的な成果は、延岡ミャンマー友好会が長年にわたってMJC卒業生を受け入れて、実践的な研修に加えてホームステイや文化交流などを通じて、日本人の気持ちを理解できる研修を行ってきたことや、その意義が強調されました。

 商談会に引き続き午後6時から行われた交流会にはマンダレー商工会議所会頭、マンダレー、モンユワ、周辺都市の企業、MABA会員含めて約100人が参加し、個別商談のフォローアップや観光分野など新たな協力の方向性について意見を交換しました。

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交流会