LJIビジネスカフェの開催

2019年1月24日

人事戦略担当講師としてお越しいただいた山崎京子女史

それぞれのタイプを象徴することが書かれている、赤、青、黄色、緑の4種類のカードを使用しゲーム感覚で講義が行われた。

 2019年1月16日(水)、ラオス日本センター(LJI)にて、1月のビジネスカフェを開催いたしました。ビジネスカフェはビジネスに興味関心のある一般の方々を対象に、経営を行う上での知識となる講義を受講していただき、また、講義後に参加者同士の意見交換・交流を行うことによって、それぞれに違った環境にある参加者同士のネットワークを構築することを目的として実施しています。

 今回は、人事戦略担当講師として着任された山崎京子短期専門家が、Diversity and Inclusion (多様性と一体性)をテーマに講義していただきました。

 当日の参加者は、LJIスタッフ6名を含めた計17名と少々少なめで寂しくはありましたが、山崎講師の行うカードを使ったゲーム感覚の講義に、開始当初はカードに書かれている英語の意味を把握するのに少々戸惑いながらも、慣れてくると積極的に発言する参加者の姿も多く見られ、あっという間の1時間が過ぎました。

 講義内容は、DISC理論(1920年代に心理学者ウィリアム・M・マーストン博士により提唱され、1963年、行動科学者ジョン・ガイヤー博士によって自己分析のツールとして開発されたもの)に基づき開発されたカードゲームによって、自分自身が主導型、感化型、安定型、慎重型のどの性格に当てはまるのかを知る、また、自分を知り、他者を知ることが人間関係の構築に役立たせることに必要になることを、同じグループとなった仲間同士、また他のグループとの意見交換によって理解していくといったものでした。

通訳として参加していただいた、スタノム元LJI副所長も会場の雰囲気を盛り上げてくれた。

講義後参加者全員が打ち解けた雰囲気の中、懇親会が行われた。

 講義終了後の懇親会では、これまで受身的な講義を多く経験してきた参加者からは、能動的な参加型学習法自体に新鮮さを感じた、楽しみながら自分自身そして他者について知り多様性と一体性について学ぶことができた、是非またこの様な機会があれば参加したい、等の声が聞かれました。また、山崎講師は、結婚するには同じタイプ、違うタイプのどちらを選べばよいか?といった個人的な相談も受けていたとのことで、非常に和やかな雰囲気の中で今回のビジネスカフェを終了いたしました。

 今回の学びを是非実際の現場で役立てて頂ければ幸いに思います。