VJCCが七十七銀行と業務連携・協力に関する覚書の締結

2019年2月21日

覚書に署名し手にするVJCC Instituteのヒエン所長

 ベトナム日本人材開発インスティチュート(VJCC)は、2019年2月14日に、ベトナム進出企業を支援している七十七銀行(仙台市青葉区)と、業務連携・協力に関する覚書を締結しました。

 同行は、昨年9月17日に小林英文頭取をヘッドとする海外ミッションをベトナムに派遣し、VJCC及び「経営塾」(※)卒業企業であるTan Phat Automation JSC(TPA)を訪問しました。同ミッションには東北圏を代表する19の民間企業の社長、取締役が参加されており、経営塾をはじめとするVJCCの活動に高い関心が示され、将来への高いポテンシャルが評価され、今回の覚書締結に至りました。

 覚書に基づき、今後、日越相互の経済・貿易情報の共有や日越両国の中小企業のビジネスマッチングや交流会の開催を実施します。その第一弾として、現在、経営塾で学んでいるベトナム企業の日本研修において、6月に仙台を訪問し、ビジネス交流会を開催することが検討されています。

 VJCCでは、これからも経営塾を中心とするベトナム企業とのネットワークを活かし、ベトナムに進出済、また進出を検討されている日本企業に結び付ける役割を担い、日越両国の発展に貢献することを目指していきます。


(※)経営塾とは、ベトナム企業の経営者・幹部育成のための10か月間の研修コース。JICAから派遣される日本人講師から日本式経営・日本企業の知見を軸にしたグローバルに通じる経営を包括的に学ぶもので、2009年から始まった経営塾のOBは、約300社、約400人に上ります。卒業企業は、「物をつくる前に人をつくれ」と言った日本式の経営を取り入れ成長を加速しており、日本企業とのビジネスを望んでいます。