LJI経営塾生大使公邸に招待~日ラオ企業関係者の交流レセプションの開催~

2019年5月16日

 2019年4月30日(火)、在ラオス日本大使公邸にて、経営塾コースを修了した第1期生14名、第2期生18名が引原大使からご招待いただき、JETRO、ビエンチャン日本人商工会議所を始めとする日系企業の方々並びにラオス商工会議所の方々との交流会を開催していただきました。

 LJI経営塾の参加者は、ラオス国内の中では最も真剣にビジネスに向き合い事業の向上を目指し切磋琢磨している企業家の集まりでもあり、このレセプションの開催は、ラオス人経営者と日系企業関係者との貴重な情報交換の場として、また、ビジネスパートナーを見つける機会として、引原大使自らご提案いただき実現したものです。
 
 冒頭の挨拶において、引原大使からは能力向上のために自ら進んで授業料を支払い講義に参加する経営塾生を、キーストーン(要石)に例え、今後のラオス経済発展のために必要不可欠な存在になるように努力を続けて欲しいと、大きなエールを送っていただきました。
 
 また、JICAラオス事務所米山所長からは、このレセプションは企業運営を拡大していくために最も重要となるネットワーク構築のための重要な機会であり、ラオス・日本の友好が更に深まることを願いながら、JICAは引き続きLJIプロジェクトをサポートしていくと、強いメッセージを伝えていただきました。

 これを受け経営塾生代表として、英語学校を経営する第1期生メクマノ チャンタラトリさんから、これまで日本の研修も含め日本のスペシャリストから多くのことを学ばせていただいたことを光栄に思うと共に、本日のように多くの日系企業家にお集まりいただくことに心から感謝するとのお礼の言葉がありました。

 挨拶の終了後は、最初は遠慮がちではあったものの、お集まりいただいたラオス人・日本人全員で美味しい日本料理を和気あいあいに会話を弾ませながら楽しませていただきました。

 LJIプロジェクト関係者に取りましては、日系企業関係者にLJI事業内容がまだまだ知れ渡っていないことを気付かされる反省の場ともなり、また、過去に他国において日本センター事業に協力していただいている方々の存在を知ることになるなど、貴重な時間となりました。

 また、経営塾修了生たちから、今回大使にこの様な機会を設けていただいた事によって、日系企業の方々との繋がりはもちろん、経営塾修了生同士の繋がりも更に深めることが出来るように、更なるネットワークの構築を今後も真剣に取り組んでいくことを口々に語っていただいたことが非常に嬉しく感じられました。

 平成最後の記念すべき日にこの様な会を催していただいた引原大使を始めご尽力いただいた大使館関係者の方々、そしてお集まりいただいた多くの方々に心から感謝すると共に、今後のLJI経営塾及びLJI事業の更なる発展を心から祈念する次第です。

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