関西経済連合会(関経連)ビジネスプランコンテスト2019開催について

2019年9月16日

優勝者受賞風景

2位入賞者プレゼン風景

 
 2019年9月14日(土)、UMFCCIのMyoThet副会頭、関経連国際部より長津徹担当部長様、ミャンマー日本商工会議所国際・社会貢献委員会より吉成宏志委員長様を招聘して、標記の最終コンテストが開催されました。

 式の冒頭で、UMFCCI副会頭のご挨拶、長津国際部長のご挨拶がなされ、UMFCCIと関西経済界のつながりが強化されていくことへの期待、関経連としてASEAN諸国と関西企業のビジネス創出を積極的に支援する方針(アジア・ビジネス創出プラットフォーム)、MJCへの中核ビジネス人材育成機関としての更なる期待が述べられました。 

 本ビジネスプランコンテストにおいては、「ビジネスプラン開発」の受講者も含めて全体で25名の応募があり、1次審査を通過した8名に対して、ビジネスプラン開発の講義、日本人講師による個別コンサルテーションによりブラッシュアップされたプランの中から2次審査を行い、5名が最終発表者として選ばれました。最終コンテストにおいては、5名の最終発表者が、各自のスライドに沿って、5名のうち4名が英語で発表を行いました(1名のみミャンマー語→英語逐次通訳あり)。

3位受賞風景

 
 5名のプレゼン後の質疑応答では、事前のマーケティング調査の有無やその結果、想定されるリスクと対応策、課題(資本・技術・人材)への対応策、直ちに着手すべき事項などが明確になりました。最終的には5名の審査員による厳正な審査の結果、チン州において、コンニャクとヤク肉(水牛の一種)による地方振興を目指したビジネスプランを提案したMr. Thla ceu @ Dominicが1位となりました。 優勝者は12月に日本で行われる関経連アセアン経営研修に参加する予定です。また、2位にはパナソニックのホームシアターシステム、3位には同大型テレビ、4位、5位には京都西陣織のテーブルセンターが授与されました。

 
 最終コンテストの結果は下表のとおりです。最終発表者5名からは、今回の関経連ビジネスプランコンテストへの参加を通して、自らのビジネスプランをブラッシュアップする過程で、具体的なアドバイスももらい、自らのビジネス計画を深く考えるきっかけとなったという感想が述べられました。

優勝者からは、関経連ASEAN経営研修で、日本における最新の食品加工や流通の実情を見ることが非常に楽しみであるというコメントがありました。

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受賞者、関経連、審査員、MJC関係者の集合写真