モンゴルで「日本留学フェア2019」開催(モンゴル日本センター)

2019年11月11日

【画像】 2019年9月21 日(土)・22日(日)の2日間、モンゴル日本人材開発センター(MOJC)にて「日本留学フェア2019 (以下「留学フェア」)」が開催されました。第10回目となる今年の留学フェアでは日本より14の大学・団体が参加し(文末参照)、会場には日本留学に関心のある若者を中心に、2日間累計で過去最大となる2,000名の参加者が訪れる大盛況となりました。

 今年の留学フェアは、日本センターとモンゴル国立大学との共催、在モンゴル日本国大使館後援により開催されました。9月20日(金)には、留学フェア前日の行事として、参加大学・団体の要望に応じ、モンゴル国立大学や科学技術大学、新モンゴル学校、オルチロン学校などの当地有名教育機関を訪問し、学校関係者との面談や生徒向けの大学案内を行っていただきました。

 留学フェアの開会式では、在モンゴル日本国大使館・市岡晃書記官、モンゴル教育文化科学スポーツ省・ガルディ対外関係局長、モンゴル国立大学・ロドイラブサル学術・対外関係担当副学長、ダワードルジ日本センター所長、日本帰国留学生のJUGAMO会ムンフバト役員よりご挨拶を頂きました。

 留学フェアのプログラムは、国費留学制度説明、日本留学制度説明、日本からの帰国留学生による報告会、大学紹介プレゼンテーション、ブースでの個別相談で構成されました。多くの来場者が各大学のブースに詰めかけ、専攻できる分野や奨学金制度について問い合わせをしていました。

 留学フェア2日目となる9月22日(日)には国際交流基金から日本センターに派遣されている三本日本語専門家が「日本語学習法」をテーマとする講演を行いました。講演では日本語学習のためのアプリケーションなどが紹介され、会場には立ち見が出るほどの来場者がつめかけ、モンゴルの日本語学習者の意欲の高さがうかがえました。

【画像】 モンゴルから日本への留学生は年々増加し、2018年現在では3,000名を超えています。モンゴルの若者が日本の大学で専門を修め、将来の母国の発展を支える人材となれるよう、日本センターでは留学フェアを毎年実施するとともに、各種の日本留学情報を常時提供しています。

 来年の留学フェアにもたくさんの日本の大学・教育機関のみなさまにモンゴルにお越しいただき、日本留学の志を持つモンゴルの若者たちに必要な情報を提供くださることを願っています。

参加大学・団体(50音順):亜細亜大学、大阪大学、熊本介護コンソーシアム、事業創造大学院大学、慶應義塾大学、東海大学、東北公益文科大学、東洋大学、東京国際大学、南山大学、兵庫県立大学、松本歯科大学、立命館アジア太平洋大学