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国別・課題別アプローチのための分析・評価手法報告書
『開発課題に対する効果的アプローチ -農村開発-


開発課題に関する効果的アプローチ

2002年5月発行(PDF/948KB)

開発課題に対する効果的アプローチ フェーズ2 貧困削減/高等教育/貿易・投資促進/情報通信技術



目次

序文、目次、用語・略語解説、実施体制(PDF/52KB)
国別・課題別アプローチの強化に向けて(調査研究概要)(PDF/104KB)
第4章 農村開発に対する効果的アプローチ(PDF/204KB)



現在、国際協力事業団では各種の国別・課題別アプローチ強化の取り組みを実施しています。しかしながら、開発課題や協力プログラムのレベルや括り方には国ごとにかなりの差異があるのが現状です。今後、開発途上国の重要開発課題に的確に対処していくためには、国ごとに状況・課題が異なることは前提としつつも、開発課題の全体像と課題に対する効果的なアプローチに対する基本的な理解に基づいて適正なプログラムやプロジェクトを策定していくことが必要となります。このためには、各開発課題に対するアプローチを体系的に整理したものをベースに、各々の国の実状に基づいて、協力すべき部分を明らかにしていかなければなりません。

本調査研究では課題別アプローチの強化を通じた国別アプローチ強化のための取り組みの一環として、主要な4つの開発課題(基礎教育、HIV/AIDS対策、中小企業振興、農村開発)について課題を体系的に整理し、効果的なアプローチ方法を明示するとともに、計画策定・モニタリング・評価を行う際に参照すべき指標例についても検討致しました。また、各課題に対する今までの国際協力事業団の事業をレビューし、開発課題体系図をベースに事業の傾向と課題、主な協力実績もまとめています。

今回の調査研究では4つの課題についてアプローチを整理しましたが、課題別アプローチ強化のためには、今後、他の主な課題についても同様の体系的整理を行っていくことが必要であり、引き続き同様の調査研究を実施する予定です。また、指標についても有用かつデータ収集が可能なものを課題ごとに組織的に蓄積し、目的や現地の状況に応じて適切な指標を選定できるようにしていくことが必要です。さらに、このような開発課題に対する考え方はJICA内のみならず関係する援助機関間で共有し、共通の理解を持った上で協調して協力を展開していくことが重要と考えています。

本調査研究の実施及び報告書の取りまとめにあたっては、国際協力事業団関係各部の職員・国際協力専門員、ジュニア専門員からなる研究会を設置し、検討を重ねるとともに、中間ドラフトに対して事業団内外の関係者の方々から多くのコメントを頂きました。

本報告書が、国際協力における課題別アプローチの強化のための基礎となれば幸いです。