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調査研究
『開発課題に対する効果的アプローチ ─運輸交通─


報告書表紙 運輸交通
2005年12月発行


サマリーペーパー(PDF/287KB)

【全文】
一括(PDF/614KB)

【分割】
序文、目次、用語・略語解説、調査研究概要、要約(PDF/148KB)
第1章 運輸交通の概況(PDF/37KB)
第2章 運輸交通に対する効果的アプローチ(PDF/104KB)
第3章 JICAの協力の方向性(PDF/47KB)
付録1 JICAの主な協力事例(PDF/66KB)
付録2 主要ドナーの運輸交通に対する取り組み(PDF/193KB)
付録3 基本チェック項目(運輸交通)(PDF/22KB)
付録4 開発途上国における運輸交通の現状と課題(所得水準及び地域別)(PDF/24KB)
付録5 運輸交通分野 開発戦略目標と環境対策、引用・参考文献・Webサイト、巻末資料 運輸交通 開発課題体系全体図(PDF/56KB)



「開発課題に対する効果的アプローチ」とは
「開発課題に対する効果的アプローチ」シリーズの報告書は、JICAの国別・地域別アプローチを強化するための取り組みの一環として作成されたもので、個々の開発課題の全体像と、その課題に対する効果的なアプローチについての基本的な理解を深めることを目的としています。

報告書では、開発課題を体系的に整理し、その課題にJICAとしてどう取り組むべきか、を取りまとめており、案件形成や協力プログラムの検討のほか、「課題の見方」を示す参照資料としても活用されています。また、付録にはJICAの当該分野の協力実績や他ドナーの動向、案件実施・検討に際してチェックすべき点などがまとめられていて、実務への活用を志向した内容となっていることが特徴です。「必要なときにすぐ読める」をモットーに簡潔にまとめられているため、開発の視点から課題を理解するための入門書としても参照いただける報告書となっています。

「開発課題体系図」とは
「開発課題に対する効果的アプローチ」シリーズの報告書では、それぞれの開発課題について課題を体系化したツリー状の図(開発課題体系図)を作成し、課題の全容とその解決に向けて考えられるアプローチの手段をわかりやすく示すことを試みています。

この体系図では、運輸交通に取り組むに際しての基幹目標(「開発戦略目標」)、開発戦略目標の達成に必要な「中間目標」、中間目標の達成に必要な「中間目標のサブ目標」を階層的な論理構成によって示しています。また、体系図では中間目標のサブ目標を達成するための手段や手法の例も示しました。つまり、この体系図は運輸交通課題の全体像を把握し、問題解決に向けた方針、方向性及び協力内容を検討するためのツールとして作成されています。

運輸交通に対する効果的アプローチ
この報告書では、運輸交通の空間的な広がりに対応した移動の特性に着目して課題を体系化しました。開発途上国では運輸交通インフラや施設整備に充当する人材、財源に制約があり、異なる移動特性を的確に把握し、対応すべき課題の優先順位をつける必要があるためです。また、多様化、複雑化する交通問題を解決するためには、当該国のキャパシティ・ディベロップメントが重要です。このような観点から、(1)「運輸交通のキャパシティ・ディベロップメント」、(2)「国際化・地域化への対応(国境通過交通)」、(3)「国土の調和ある発展(全国交通)」、(4)「都市の持続的発展と生活水準の向上(都市交通)」、(5)「地方の生活水準の向上と地域振興(地方交通)」の5つの開発戦略目標を設定しました。

JICAが運輸交通改善への協力に取り組んでいく基本的な考え方として、報告書では、「人間重視」、「現場の状況に応じた選択と戦略性」、「オーナーシップの醸成とキャパシティ・ディベロップメント」、「プログラム化と投入のベストミックス」、「他の国際協力との協調・連携」、「最適なモーダルミックスの検討」、「リモートエリアへの配慮」、「緊急復旧・復興への機動的かつ柔軟な取り組み」の8項目を挙げ、このような考えに基づいた協力を進めることを提言しています。また、各開発戦略に対応した重点とすべき課題、実施上の留意点も示しました。