ワーキングペーパーNo.213、No.214、No. 215を発刊

2020年10月20日

ワーキングペーパーNo.213では、フィリピン農村部の地元経済の競争力を分析

JICA緒方貞子平和開発研究所は、活発な議論を喚起することを目的に、取り組んでいる課題の研究成果としてワーキングペーパーを発刊しています。2020年7~9月には、ワーキングペーパーNo.213、No.214、No.215を発刊しました。

研究プロジェクト「フィリピンとタジキスタンの家計における海外送金に関する研究」の成果として、ワーキングペーパーNo.213「The Local Economic Competitiveness of Rural Hometowns for Overseas Remittances-Induced Investments: Two Case Studies from the Philippines」(Alvin P. Ang、Jeremaiah M. Opiniano著)では、海外送金を開発に活用するためには出身地のコミュニティーが重要な役割を果たすことを踏まえ、フィリピン農村部の2自治体を例に、地元経済の競争力について定性的な分析を行いました。

ワーキングペーパーNo.214では、外国の金融政策によるカンボジアの銀行への影響を検証

研究プロジェクト「カンボジアにおける自国通貨利用促進に関する実証研究」の成果として、ワーキングペーパーNo.214「Monetary Policy Spillover Into a Developing Country When the US Federal Fund Rate Rises: Evidence on a Bank Lending Channel」(相場大樹著)では、2013年第1四半期から2019年第2四半期までのカンボジアの銀行の新規貸出とバランスシートのデータを用いて、外国の政策金利や金融政策の変更がどのような効果をもたらしたか検証しました。

ワーキングペーパーNo.215では、パレスチナでの教育機会の再獲得に着目

研究プロジェクト「失われた教育機会の回復:紛争中および紛争後の教育に関する研究」の成果として、ワーキングペーパーNo.215「A Quest for Learning and Beyond: Aiming at Second Chance Education in the Occupied Palestinian Territories」(Sachiko G. Kamidohzono、Iyas Salim Abu-Hajiar著)では、紛争により学校を辞めざるを得なかった人々による教育機会の再獲得(セカンド・チャンス教育)に焦点を当て、パレスチナ自治政府による2年間の教育プログラムの卒業生の声を明らかにしながら教育の意味について考察を深めています。

各ワーキングペーパーは以下のリンクからご覧いただけます。