2008年3月22日から23日まで

2008年3月22日と23日の2日間、「2007年度高校生・大学生国際協力実体験プログラム」を実施しました。高校生と大学生31人が、ワークショップや調べ学習などを通して、環境問題や国際協力について学びました。

日程

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港島クリーンセンターにて。巨大クレーンでごみが焼却炉に送られていく様子に、みな興味深々でした。

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それぞれのセッションは、グループに別れて行います。グループメンバーとの絆も深まりました。

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環境問題の原因と因果関係は?グループ討議を通して意見をまとめていきました。

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グループ討議の結果を模造紙にまとめます。どうしたらわかりやすく説明できるかな?

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緊張しながらも、堂々と自分達の意見を発表することができました。

【テーマ】世界の環境問題を考える!

第1日目

10時15分受付開始 JICA兵庫1Fロビー
10時30分から11時まで開会・主催者挨拶・日程説明(バス移動) 
11時から12時まで港島クリーンセンター見学港島クリーンセンター
12時から12時30分までバス移動 JICA兵庫へ戻る 
12時30分から13時30分まで昼食の買出しと昼食関西スーパー他
※この時、買ってきた物は全てゴミとして捨てずに取っておく。
13時30分から15時までワーク1「大量のゴミ・水質汚染・大気汚染の原因と影響を考える」2Fブリーフィング室
【内容】水・空気の汚れをキットを使って調査する。
15時から16時30分までワーク2「お買い物から考える環境問題」関西スーパー他
【内容】ワークシートを用いて調査する。
16時30分から18時15分まで調べ学習1
「海の向こうの環境問題・現状を考える」
資料室コンピューター室
【内容】国や地域を限定して、各チームがテーマごとに考察する。
19時30分から21時まで調べ学習2
「海の向こうの環境問題・原因を考える」
2Fブリーフィング室

2008年度実体験プログラムは、ポートアイランドにある港島クリーンセンター見学で幕を開けました。普段なかなか見ることのできないクリーンセンターの様子に、みな真剣な表情で見学していました。

昼食はJICA兵庫近くのスーパーで各自購入し、どんなごみが出るかを検証。たった1回の買い物で大量のごみが出ることに気づきました。

その後、グループに別れて世界の環境問題について調べ学習を行いました。中華人民共和国の大気汚染やブラジルの森林破壊などのテーマについて、書籍やインターネットを使って詳しく調べました。次に、調べた内容を持ち寄って、グループ討議を行いました。環境問題の現状と原因、それらの因果関係について議論を戦わせ、第2日目のグループ発表に向けて、議論の結果を模造紙やホワイトボードにまとめました。

第2日目

9時から10時までグループ発表
「海の向こうの環境問題」
2Fブリーフィング室
10時から11時までPHD協会・藤野講師ケーススタディー「海外の現場から 北タイのとうもろこし畑で」
11時から12時30分までグループディスかション
「私たちに何ができるか」
考察・報告・ふりかえり

第2日目には、第1日目の調べ学習・グループ討議を通して得られた結論を、グループごとに発表しました。みな緊張しながらも、堂々と自分の意見を発表していました。

その後、全体のまとめとして、「環境問題に対して、これから私たちに何ができるのか」について話し合いました。過剰な包装を断る、リサイクルを心がけるなど、身近なところから継続して環境問題について考え、行動していきたいとの意見が出されました。

【ファシリテーター】
藤野 達也(財団法人PHD協会 総主事代行)
中尾 秀一(難民事業本部関西支部 支部長補佐)
山中 信幸(柳学園中学・高等学校 教諭)

参加者の感想(抜粋)

  • 単に「教える」だけでなく、「考える」ことが充実していた。そしてその考えを相手に伝えるコミュニケーションの難しさを知った。
  • クリーンステーションの人の仕事へ取り組む姿勢が印象的だった。自分も将来そういう仕事に就きたい。
  • 身近な環境と世界の環境を考える中で、身近なはずの問題を意外と理解していなかったり、高校生以外の視点を知れたことも良かった。
  • 環境問題の大元は、人間の快適さの追求の上にあることを学んだ。
  • 環境や国際問題を実際のフィールドに出て、身近なものとして捉えることができた。
  • フィールドワークや調べ学習など、普段の勉強とは違う手法が良かった。
  • 普段話す機会のない大学生や大人の立場の方たちと話すことができてよかった。
  • 言葉と生活の関連性を実感できた。この2日間の経験(知識と出会い)を活かして環境への意識を学校や社会へ広めていきたい。
  • グループ討議では、様々な問題のつながり、1つの事象の関連性を知ることができてよかった。
  • 皆が協力して1つのことを成し遂げる達成感が得られた。
  • 新しい考えを吸収し、自分が身近にできることがわかった。