HAT神戸連携防災イベント「イザ!美かえる大キャラバン!2018」大盛況のうちに終了しました

2018年2月2日

BOSAIキッチンでポリ袋調理に挑戦する参加者

1月28日、今回で9回目となるHAT神戸連携防災イベント「イザ!美かえる大キャラバン!2018」をJICA関西と人と防災未来センターの2会場で開催し、約1,000名が来場しました。
 このイベントは、神戸を拠点に活動するNPO法人プラス・アーツが開発した「イザ!カエルキャラバン!」のしくみを基本としており、楽しみながら防災を学ぶプログラムの体験と、プログラム体験などで貯めたポイントを使って参加者が家から持ち寄ったおもちゃと交換できる「かえっこバザール」の仕組みを採り入れており、毎回、多くの子ども達が参加しています。
 
今回は、26団体が出展し28ブースを展開、恒例の神戸市消防局による消防車の見学と消防服着用体験のほか、災害時の自宅避難を想定し、普段食べ親しんでいる食材を災害時にも活用する備蓄方法である「ローリングストック」を紹介する“BOSAIキッチン”を実施。コープこうべさんの協力のもと、神戸学院大学栄養学部の伊藤智助教からアドバイスをいただきながらコープこうべの組合員さんが開発した、美味しくて栄養価の高いオリジナルメニューを参加者に体験していただき、「家庭での備え」の重要性を発信しました。

研修員からマスクの作り方習う子供たち

また、本イベント共催者である兵庫県立美術館が「美かえるカラフルワークショップ」を出展し6色のカラーパターンをつかった切り絵のワークショップを展開するなど、どのブースも大変なにぎわいを見せていました。

更に、このイベントには、JICA関西で実施している防災研修4コースの研修員25か国39名も参加、ジャッキアップ、毛布担架、水消火器ブースの運営を担当するとともに、他の出展ブースを視察することで、参加者だけなく出展者とも有意義な交流を行い、日本の草の根レベルでの多様な防災教育・啓発活動を学びました。
そして毎回恒例となっている研修員が考案したオリジナルプログラム。今年は、防災意識の啓発・向上コースの11か国11名の研修員が担当し、研修員による災害時に役立つ工作教室を開催。小学校の先生である研修員のわかりやすいイラストや、このプログラムのために覚えた日本語を使いながら、子供たちと一緒に非常時でも手に入る道具を使って楽しみながら工作を行いました。参加した子供からは「知らない国の人と一緒で楽しかった」と感想をいただきました。

「イザ!カエルキャラバン!」は、JICAの研修員が帰国後に自分たちの文化・習慣にあうようにローカライズ化され、現在、アジア、中南米など19か国への広がりを見せています。
今回のイベントに参加した研修員達がこの経験を自国に持ち帰り、色々な形で自国の草の根レベルでの防災教育・啓発の一助にしてくれることを大いに期待しています。

JICA関西業務第一課 安田 寛治