大盛況!ベトナムものづくり企業との商談会

~日本企業54社、ベトナム企業28社が参加~

2018年8月9日

【画像】7月25日(水)グランフロント大阪にて、JICA関西、中小機構近畿共催で「ベトナムものづくり企業との商談会&ポスターセッション」を開催しました。ベトナムでのビジネスをめざす関西の企業54社とベトナムの製造業企業28社が参加し、大盛況となりました。

日本企業に人気のベトナム

 9,300万人超の人口を抱え経済成長の進むベトナムは、日本の中小企業にとって最近人気の進出先の一つ。現在、1700社を超える日系企業が進出しています。ベトナムビジネスをめざす日本の製造業企業にとって、現地での部品調達や生産・加工連携先の確保は重要なテーマです。海外企業の進出にともないベトナムの製造業のレベルは年々上がっており、「ベトナム企業から買いたい」だけではなく、「ベトナム企業に売りたい」「共同開発したい」といった日本企業のニーズは年々高まっています。

「日本式経営」を学びたい! ~ ベトナムのエリート若手経営者が集う「経営塾」~

VJCC(ハノイ校)

授業の様子

 今回の商談会に参加したベトナム企業28社は、JICAが支援する「ベトナム日本人材開発インスティチュート(略:ベトナム日本センター(VJCC)※)」の「経営塾」コースで学んでいるメンバーです。
 
 ベトナム日本センターは、ハノイとホーチミンシティに拠点を持ち、ベトナム企業向けに実践的なビジネスコースや日本語の講座、現地の日系企業向けにカスタマイズ研修や人材確保のお手伝いなどを行っています。なかでも「経営塾」コースは約10か月をかけて経営戦略から製造、財務管理、人事戦略、マーケティングまで幅広く学ぶコースで、「日本式経営が学べる」とベトナム人に大人気です。30名の定員に対して100名近くが応募することもあるそうです。
 
 商談会を含む日本訪問は経営塾コースの終盤に行われます。今回の商談会に向け、ベトナム企業たちは効果的な説明資料の作り方や日本企業との商談の進め方のコツなどを日本人講師から学び、現地で準備を重ねてきました。

満足度94%!商談が盛り上がった理由とは・・

商談の様子。皆さん真剣です。

ベトナム企業のミニ展示会(ポスターセッション)も併催しました。

 日本企業のベトナムへの注目度とベトナム企業の入念な準備のおかげで、今回商談会に参加した企業の94%が「商談会に満足した」とご回答いただきました。
 
 商談会が盛り上がったもうひとつの理由は、ベトナム側の参加者の「若さ」にもあるかもしれません。今回来日したベトナム企業の経営者・幹部は30代~40代の若手メンバー。女性が活躍するベトナムらしく女性社長も参加していました。  
 
 日本企業のニーズに対して、「うちの会社では対応できないけれど、知り合いのこの会社ならできるよ!」と他の企業を紹介するなど、お客様志向で前向きに対応する姿勢が日本企業にも好評でした。その結果、見積もりの提示や現地工場の見学など、商談会後、具体的にビジネスが進んでいる企業もあるそうです。

大阪では連日猛暑日が続き「ベトナムよりも暑い!」とベトナム人がコメントするほどの日でしたが、外の暑さに負けないくらい熱気あふれる商談会となりました。今回のご縁が新たなビジネスや日越のつながりの強化につながることを願っています。

JICA関西では、関西の企業と途上国の橋渡し役としてさまざまなイベントや支援を行っています。
途上国でのビジネスにご関心をお持ちの方は、お気軽にご相談ください。

※日本センターはベトナム以外にも海外8か国に設置され、それぞれの国でビジネス人材の育成や両国の人々の交流・相互理解の拠点としての役割に取り組んでいます。