過去の展示情報 2019年3月~6月のテーマ 「子どもの教育 子供の労働展 —質の高い教育をみんなに—」

2019年6月17日

子どもの教育 子どもの労働展

児童教育のエリア

児童労働のエリア 人身売買のプロセス

JICA関西では6月16日(日)まで、世界の子どもたちの教育や労働に焦点を当てた展示を行いました。この展示は、持続可能な開発目標(SDGs)目標4 質の高い教育をみんなに に該当するものです。

◆基礎教育のエリア
途上国の学校での学びの様子を写真で紹介する他、様々な国で使われている教科書、制服を展示しています。教科書は手に取って、日本の教科書とどのように違うのか見比べてみてください。
また、セネガル、フィジー、ブータン、ガーナ、グアテマラ、マレーシアの制服を展示しています。制服を通じ各国の文化や気候の違いを感じて頂くと共に、「なぜ制服が必要なのか」を考えてみましょう。

◆高等教育のエリア
途上国の高等教育について、また将来社会で役立つ技術を学んでもらおうと、日本企業が取り組む事例を紹介しています。

◆児童兵のエリア
児童兵になる経緯は様々ですが、途上国の武力紛争では子どもが兵隊として徴兵されるケースが多くあります。様々な団体による児童兵の救出や防止に関する活動もありますが、現在でも多くの子どもが被害に合っています。
このエリアでは「児童兵」とは何か、どの様な実態があるのかについて紹介しています。

◆児童労働のエリア
世界には貧しい家計を助けるため、大人同様に働かなければならない子どもが大勢います。このエリアでは児童労働の実態や、どの様に人身取引の被害にあってしまうのかを紹介します。
実際に労働で使われたキャンディ売りや靴磨きの道具を展示しています。
これらから「子どもが働く」ことについての問題点を考えてみましょう。