『関西SDGsフォーラム~健やかな未来を創る関西からのアクション』を実施しました

10月16日(火)、大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)にて、『関西SDGsフォーラム ~ 健やかな未来を創る関西からのアクション』を開催しました。400名を超える聴衆が、身近なスポーツ・ヘルスケアをテーマに、持続可能な開発目標(SDGs)とその達成に向けたアクションについて思いを巡らせるひとときとなりました。

2018年11月16日

【来賓挨拶】
松井 一郎 氏(大阪府知事)

【主催者挨拶】
井上 剛志 氏(関西SDGsプラットフォーム運営委員長/関西経済連合会 理事・国際部長)

【基調講演】
「スポーツを通じた社会貢献~SDGsでひらく日本~」
鈴木 大地氏(スポーツ庁長官)

【トークセッション】
「健やかな未来環境を考える」
〇第1部「ヘルスケア・スポーツの現場から」為末 大 氏(元陸上選手 Deportare Partners代表)
泉 正文 氏(ワールドマスターズゲームズ2021関西組織委員会 理事・副会長)
幸野 邦男 氏(武庫川女子大学 健康・スポーツ科学部講師)

〇第2部「はじめよう!SDGsアクション」
為末 大 氏(元陸上選手 Deportare Partners代表)
古川 光明 氏(JICA 安全管理部長・前南スーダン事務所長)
中嶋 直人 氏(りそな銀行マネージャー・2025日本万国博覧会誘致委員会)

<コーディネーター>
毛利 聡子 氏(フリーアナウンサー)

SDGsのオブジェや、スポーツをキーワードとしたSDGsの取組紹介パネル展示も行いました。

当日は、来賓挨拶として松井一郎大阪府知事にご登壇いただきご挨拶をいただきました。その後、主催者挨拶として、井上 剛志 関西SDGsプラットフォーム運営委員長より、SDGsの視点で日本や関西地域の置かれた状況を俯瞰したメッセージを発信し、開会しました。

基調講演では『スポーツを通じた社会貢献~SDGsでひらく日本~』と題し、鈴木 大地 スポーツ庁長官からお話をいただきました。スポーツがSDGsに対してどのような貢献ができるのかを、オリンピック金メダリストの視点、スポーツ政策の視点から触れつつ、参加者からの事前質問にもお答えいただき、スポーツが持つ社会変革の可能性について大いに示唆を得ることができました。

続いて、トークセッションでは「健やかな未来環境を考える」と題し、第1部では「ヘルスケア・スポーツの現場から」をテーマに、為末 大氏・泉 正文氏・幸野 邦男氏3名によるトークが行われました。為末氏は元陸上選手で現役引退後はスポーツの力で社会変革に取り組む立場から、泉氏は年齢・性別・能力や障がいの有無に関係なく参加できるワールドマスターズゲームズの大会づくりを目指す立場から、幸野氏はスポーツを通した女性のリーダーシップ育成を見据え大学スポーツの改革に取り組む立場から、それぞれ話されました。スポーツは、「誰一人取り残さない」というSDGsの理念を社会に受け入れられやすい形で実践する大きな潜在性をもつもの、そして個人個人が自身の可能性を広げ輝くことができるチャンスをもたらすものであることが強く印象づけられたセッションでした。

また、トークセッション第2部では「はじめよう!SDGsアクション」をテーマに、為末 大氏・古川 光明氏・中嶋 直人氏3名によるトークが行われました。古川氏はスポーツ大会を通じて衝突する民族間の統合・平和構築実現を推し進めた南スーダンの経験をもとに、中嶋氏は若者に親しみやすいキャラクターの活用やSDGsに資金を流す金融商品を例に挙げ、ソーシャルイノベーションを起こす仕組みづくりを手がける立場から、それぞれ話されました。個人個人の得意な領域・分野において創意工夫をこらし、一歩踏み出すことで、SDGsを推進する新たな可能性が拓けていくことを気付かされました。

今回のフォーラムは、関西SDGsプラットフォームのコアイベントとして開催されました。SDGs推進のうえで課題となっている「SDGsを自分事として捉えるには!」という大変重要な議論が行われ、私たち一人一人がSDGs貢献のために、どのような行動を取るべきなのかを考えるとても良い機会となりました。