「ワン・ワールド・フェスティバル for Youth」高校生実行委員長へのインタビュー

2018年12月18日

提供:特定非営利活動法人 関西NGO協議会

12月24日(月・振替休日)10時から大阪YMCA(大阪市西区土佐堀)で開催される「ワン・ワールド・フェスティバル for Youth」の高校生実行委員長を務める梅原恋子(うめはらこいこ)さんに今年のフェスティバルについてお聞きしました。梅原さんは高校2年生。11名いる高校生実行委員の代表です。実行委員長という肩書が持つイメージにはそぐわない、街を歩いていると出会うようなごく普通の高校生に見えましたが、お話しすると本イベントへの熱い気持ちが伝わってきました。以下、インタビューの内容です。


◆ワン・ワールド・フェスティバルfor Youthの概要と魅力をお聞かせください。

◇ワン・ワールド・フェスティバルfor Youthは、高校生自身が国際課題の理解を深めて、国際協力を身近に感じられる場所をつくるとともに、お互いがつながることを目指す高校生中心のイベントです。高校生自身が自分たちで作るイベントであること、今まで関わることがなかった世界の様々な現状を知ることができることがこのイベントの特徴だと思います。私自身も企画する側として、様々な知らない国や地域の人々の生活を知り、大きな刺激となりました。

◆今年の目玉となる企画が特にあればお聞かせください。

◇本当にすべてが目玉なのですが(笑)。あえて挙げるとすれば、高校生企画でゼロから議論して企画した「難民写真展」「フォトジャーナリスト安田菜津紀さんのトークショー」、今年初めてプログラムに防災を取り入れた「世界の中心で『防災』を叫ぶ~きみたちはどう生きのびるか~」
が私のおすすめの企画です。ほかにもユニークな企画が目白押しですので、面白そうなプログラムにはお気軽に参加してみてください。

◆では、国連が提唱したSDGs達成に向けてどのような取組みを考えているのかをお聞かせください。

◇プログラム全体を通じて、SDGsを意識した構成となっています。それぞれのプログラムで、SDGs17の目標のいろいろなテーマを知ることができます。例えば、「私らしさって何?」は目標5ジェンダー平等につながるものですし、「<裏情報?!>企業とプラとエネルギー」は目標14海の豊かさを守る、目標7持続可能な近代的エネルギー確保につながる、といった具合です。(※若い世代からの政策提言を目指した「SDGsユースアジェンダキックオフ大会」というプログラムもあります。)

◆開催に向けた意気込みや来場者に向けたメッセージをお聞かせください。

◇今年のテーマは『開け入口!!拓け未来!!』。新しい世界につながる「扉(ドア)」がキーワードです。このイベントが、参加者自身の興味に向かって入口を開く、未来につながっていくためのきっかけになってほしい、との思いを込めました。多くの人がイベントに参加するとともに、お互いにつながっていけるようなイベントとなってほしいです。

◆どうしたら関西の若い世代に国際協力により関心を持ってもらえるかご意見をお聞かせください。

◇私たち高校生が国際協力に関心を持つかどうかは、国際協力をどこか知らない世界のことと捉えるのではなく、自分事(じぶんごと)として考えられるかどうかにかかっていると思います。
自分と関係があると思ったら興味もわいてくるはずです。新しいこと、馴染みがないことは考えない方が楽ですが、それではいけないと思います。日常生活でも様々なところで開発途上国の人たちとはつながっていることをまず知ってもらうことが第一歩ではないでしょうか。そのためにも、本イベントがそのきっかけとなればうれしいです。
関西のイベントではありますが、西日本周辺地域からの参加もあり、中には関東地域(神奈川県や茨城県など)の高校生が参加する例もあります。関西地域はもちろん、これからも多くの地域の高校生に関心を持ち参加していただきたいです。

◆JICA関西、今後の活動について

◇今回は民族衣装ファッションショーの衣装などでJICA関西にご協力をいただきありがとうございます。ボランティアには関心はありますが、語学力をはじめ自身の能力を高めることがまずは必要と思っています。将来のことはまだわかりませんが、国際協力には関心があるので、今後も何らかの形で携わっていければうれしいです。

ワン・ワールド・フェスティバル for Youthには昨年度に続き今回もJICA関西よりブース出展を予定しています。イベントの詳細はリンク先をご覧ください。

(聞き手:西本 玲)