6/3~6/7 神戸市中学生職場体験「トライやる・ウィーク」

2019年6月14日

掲示物作成のため、手分けをして情報収集開始!PCを前に、真剣な眼差し。

海外から来られた研修員の皆さんの前で、一週間かけて作成した掲示物を英語で紹介しました。興味をもっていただけたようで、一安心。

研修員の皆さんと記念に一枚!すっかり緊張もほぐれました。

JICA関西へお越しの際は、皆さんも是非民族衣装を体験してみてください!

JICA関西は、神戸市の中学生3人の職場体験を受入れました。

ODA(政府開発援助)、SDGs(持続可能な開発目標)、青年海外協力隊、教師海外研修・・・聞きなれない言葉が飛び交う中で、中学生は様々なことに興味をもって積極的に質問をし、各作業に丁寧に取り組みました。中でも、東京2020オリンピック・パラリンピックのホストタウンを紹介する掲示物は、海外から来られている研修員の皆さんをはじめとする、来館者の方に楽しんでいただくために、一週間かけて丁寧に作り上げることができました。

「一週間があっという間でした!」と笑顔でJICA関西を後にした、3人の中学生。
彼らは職場体験でどのようなことを感じたのでしょうか。感想をご紹介します。

〇私は今まで、JICAについてなにも知りませんでしたが、学校では習わないことや、感じられない責任感など、5日間でとても貴重な体験をしました。
 仕事はお金を貯めて、貯めたお金で楽しむものだと思っていたけれど、課長へのインタビューを通して、仕事は大変だけれど、その中にも楽しさがあるんだなと思いました。
 私には国際弁護士という夢がありますが、それに向かって頑張りつつ、JICAの活動のように、いつか世界を変えられる力を身に付けたいです。

〇はじめは自分だけ中学三年生で、まわりになじめるかな、と心配でしたが、仲良く、そして協力して作業できるまでになりました。SDGsや青年海外協力隊などにも興味が湧き、本当に良い一週間でした。
 JICAで学んだ、海外へ一方的に“支援する”のではなく、“協力する”という姿勢や、開発途上国に一方的に“頑張らせる”のではなく、共に“頑張る”という姿勢を忘れずに、これから生きていこうと思います。

〇私は、JICAに行くと決まった時に、遠くて1人で行かなければならない事業所だったので不安でいっぱいでした。そんな気持ちをもちながら、事業所に向かいました。
 JICAでの実際の仕事は、想像していたよりもハードでした。SDGs(持続可能な開発目標)のカードを作った時も、SDGsの内容が頭の中を占領していき、明日もこんなことをするのかと感じて一日目が終わりました。2日目からも頭を使いに使いましたが、この日から、JICAの仕事に熱意が入っていったように思います。
 最終的に、私はJICAに来られて本当に良かったです。ここで働いている人たちは、自分の仕事に誇りをもっているように見えました。

参加校:啓明学院中学校、神戸市立西神中学校、神戸市立垂水東中学校