教えて関西企業さん!SDGsについて聞いてみましたシリーズ① ~グランソール奈良様(奈良県宇陀市)

2019年7月30日

【画像】近頃新聞やTVでよく見かけるSDGs。電車や街の中で、胸元にキラリと光るSDGsバッジを付けている人を見かける機会も多くなってきました。
そして、関西でもこのSDGsに取り組む企業が増えていることをご存知ですか?
SDGsについて少しでも身近に感じていただけたらと思い、JICA事業をご活用くださっている企業様の中から、SDGsに取り組まれている企業様の事例をシリーズで紹介させていただきます。

今回はグランソール免疫研究所様です

【画像】第一弾となる今回は、グランソール奈良事務次長の中谷龍介様にお話を伺いました。

奈良県宇陀市で人間ドックや免疫細胞治療の施設を運営しているグランソール・グループ。グランソール免疫研究所様とグランソール奈良様は、現在、JICAの中小企業・SDGs支援事業(中小企業支援型)を活用し、ベトナムでがん治療のための医療サービスの質向上に向けた基礎調査を実施中です。

どのようにSDGsに取り組まれていますか? 

【画像】「本業やベトナムの事業でSDGs目標3“すべての人に健康と福祉を”に取り組んでいます。
そのほか、オフィスの空調28度設定の案内にSDGsの説明を入れたり、SDGsのロゴをあしらったオリジナルTシャツを着て地域のマラソン大会やゴミ拾いに参加したり、ベトナム用の名刺にSDGsのロゴを入れたりしています。
当初は難しく考えてしまい、何をしたら良いのか分からなくなることもありましたが、今年はまず社員にSDGsを理解してもらうことから始めようと考え、身近にできることから取り入れています。
今年9月に地元で開催するグランソール・グループのお祭りでは、SDGsをテーマにしたブースを出展したいと思っているんですよ。」

SDGsに取り組んだことで、どんなメリットがありましたか?  

【画像】「私たちがSDGsに取り組んでいることを知った奈良のJC(青年会議所)から「ならSDGs」という取り組みに誘って頂き、新たな人脈が広がりました。
これからも、SDGsへの取り組みを契機としてネットワークを広げられたらと期待しています。」

 中谷様のお話からは、途上国での活動に加え、身近なことからSDGsを取り入れ、社内や地域の活性化にもつなげていらっしゃる様子が伺えました。

 あなたも、身近なことからSDGsを意識してみませんか?