8/22~8/23 高校生インターンシップ

2019年9月6日

JICA事業概要説明を受けている様子

研修員とのランチ交流会の風景

夏祭り用のポスターを作成している様子

青年海外協力隊の体験談に興味津々な様子

身の回りの課題とSDGsの関係について考える

2日間で作成した夏祭りポスターとSDGsに関するグループワークの成果物

 JICA関西は8月22日~23日の2日間にわたり、22人の高校生のインターンシップを受け入れました。
 インターン生は1日目に、JICAとは一体どのような組織なのかを説明する事業概要説明を聞き、JICAをより近い存在に感じることができたようです。また、昼食時にはアフリカの国々から日本に来ている研修員とのランチ交流会に参加しました。普段の生活ではあまり交流する機会が少ない双方ですが、笑顔が絶えず、皆で大盛り上がりする機会となりました!その後はインターン業務として、JICA関西夏祭りの準備に携わってもらい、提灯の飾り付けと夏祭り用のポスターを4枚も作成していただきました!
 そして、2日目には「青年海外協力隊」の体験談を聞く他、身近な問題とSDGs(Sustainable Development Goalsの略称。2015年に国連で採択された持続可能な開発目標。)についてグループワークを行う中で、今、世界で起こっている問題と、それに対して自分たちにできる取り組みとは何かを、参加者全員で考える機会を持つことができました。

この2日間で、高校生インターン生たちがどのようなことを学び、感じたのかを一部抜粋し、以下ご紹介します。
・今までより、もっと途上国のことについて考えていきたいと思いました。今、日本が先進国であるのは、第二次世界大戦が終わった後、様々な国から支援をうけたからという事実を忘れないでいたいです。もっと国際関係や途上国について学習し、協力隊として他の国を助けていきます。
・自分たちで国や社会の問題を考えて発表したことで、今までは意識が低かった問題に対しても深く考えることができたので、これからの生活の中で自分にできることを探しながら過ごしていきたいと思います。SDGsの目標も、より生活にかかわらせていきたいです。
・一日目の研修員の方との交流で、英語圏でない人も、目的のために、同じく日本語が母国語の日本人と英語を使って頑張っていると思うと、すごいことだなぁと思いました。一緒に話をしたコンゴの研修員の方が「I’m an engineer」と言っていたのがとても誇りをもっているように聞こえたのが印象的で、私も自分の仕事に誇りをもてるような人になりたいと思いました。
・二日間を通して、夏祭りの装飾の作成から誰かのためを思って活動することの喜びというものを実感しました。青年海外協力隊のお話についても、今後の進路を考えるのに大いに役に立つと思います。

●参加校
近畿大学工業高等専門学校、神戸市立葺合高等学校、神戸大学附属中等教育学校

JICA関西 市民参加協力課インターン大学生 神前 駿太