11月9日~11月11日「トライやる・ウィーク」(中学生職場体験)

2021年12月3日

JICA関西は、11月9日(火)~11月11日(木)に神戸市の中学生による職場体験「トライやる・ウィーク」の受入れを行いました。これは、神戸市教育委員会からの依頼を受けて実施したもので、3日間という限られた期間でしたが、体験にきた3人の生徒はJICA関西食堂の展示物作成やフロント業務体験などに積極的に取り組んでくれました。
以下、参加した3人の感想をご覧ください。なお、中学生が作成した展示物は食堂入口に掲示していますので食堂ご利用の際にぜひご覧ください。

〇1階にある展示室で、世界各国のSDGs達成度を一覧できるパネルを拝見させていただいたことが一番印象に残りました。私の予想に反し、まだまだたくさんの国がSDGsのそれぞれの目標に達していないと知り、驚きました。展示物の中にはクイズ形式になっているものが多くあり、とても面白かったです。小さい子どもでも気軽にSDGsに触れられる場所だと思いました。
また、JICA海外協力隊の体験談を聞いて、大人になったら協力隊ボランティアに参加してみたいと思いました。

〇私はフロント業務が一番心に残りました。裏方で人を支えることの大変さがとても分かりました。フロント業務はたくさんの仕事がありましたが、どの仕事も忘れずにこなしているのがすごいと思いました。私も任された仕事を最後までできる人になれるように頑張りたいと思いました。

〇今までは、国際協力は食料を渡したり、建物を建てるだけだと思っていましたが、JICAが開発途上国で行う様々な協力の話を聞いて、ただの施しではないのだと感じました。JICA海外協力隊としてセネガルへ行った話を聞き、国際協力とはマイナスからゼロにするのではなく、マイナスからプラスにするということ、そして共に友好関係を築いていくものだと学びました。

【画像】期間中に施設見学に来た他校の中学生向けにJICA海外協力隊体験談を実施した際、冒頭のセネガルの挨拶文化について一緒に紹介しました。

【画像】フロント業務について学んだ後、 館内の巡回業務に同行し、宿泊施設等も見学しました。

【画像】最終日には、JICA関西佐藤所長に3日間の活動報告を行いました。皆さん堂々と発表されていました!

【画像】佐藤所長と3人の生徒で記念撮影をしました。

【画像】12月3~5日、10~11日と1月12日~2月28日にJICA食堂でエジプト料理を提供するのに合わせ、12月1日より食堂入口に3人の力作を掲示しています。