元ジョモ・ケニヤッタ農工大学副学長のラテモ・ワヤ・ミチエカ氏にJICA国際協力感謝賞が授与される

2011年11月30日

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表彰状を授与されるミチエカ氏

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記念品の花瓶を掲げるミチエカ氏

毎年発表されるJICA国際協力感謝賞は、JICAが行う国際協力の業務に長年にわたって貢献または協力し、特に功績があった個人と団体を対象とし、日頃の感謝を表すものです。

このたび、ケニアの高等教育の発展に尽力した教育界のリーダーであり、1994年から2003年までの間、ジョモ・ケニヤッタ農工大学副学長であったラテモ・ワヤ・ミチエカ氏にこの賞が贈られました。JICAが1980年から20年以上に亘り高等教育機関としてその基盤を整備したジョモ・ケニヤッタ農工大学は、当初は専門学校であったものの、その後は大学になり、しかも東アフリカ地域の中でも農業・工業系の人材育成を行う高等教育機関として広く知られるまでに発展しましたが、ミチエカ氏は、専門学校時代も含めると14年もの間、同大学の初代副学長として、その人材及び設備の充実に貢献しました。また、同氏は、JICAがジョモ・ケニヤッタ農工大学と共に実施したアフリカ人づくりプロジェクト(AICAD)にも尽力しました。同氏の活躍は、ケニア国家環境管理庁総裁としてのケニアの環境アセスメント制度確立・運用への寄与や、JICA帰国研修員同窓会の顧問としての同窓会活動活性化等、多岐に亘ります。

11月7日にナイロビ市内のホテルにて開催されたJICA帰国研修員同窓会総会の場において、JICA事務所の中川次長より、同賞の賞状と記念品がミチエカ氏に授与されました。ミチエカ氏は大変名誉なことと、会議参加者と共に喜びを分かち合いました。当日は、同窓会活動として、今もミチエカ氏が教鞭をとるナイロビ大学の学生達も加えたセミナー(ケニア乾燥地・半乾燥地における開発課題と可能性についての連続講演)が行われました。ミチエカ氏は、冒頭の講演を担当し、乾燥地・半乾燥地に存在する開発可能性や地方分権化が進む中での地域開発について等、まだまだ困難の多いケニアの将来に示唆の富む内容を含んだ問題提起を行いました。