2016年度から長野県青年海外協力隊OB会長に就任しました!

2016年度まで続いていた「青年海外協力隊50周年記念特集 〜世界と地域を結ぶ。グローカルな協力隊員50名 リレーインタビュー〜」は毎週土曜日SBCラジオで放送中の「KOMAGANE発ラジオ世界日記」内のインタビューに引き継がれました。2017年度第一弾のインタビューは、2016年度から長野県青年海外協力隊OB会の会長に就任された杉田さんにお話をききました。

【写真】杉田威志さん (すぎた たけし)長野県青年海外協力隊OB会長
杉田威志さん (すぎた たけし)

2016年度から長野県青年海外協力隊 OB会の会長に就任されましたね。まずは抱負をお願いします。

協力隊から帰ってきて、北信理事、副会長と10年以上OB会に携わってきました。最初にOB会総会に出席したときに「JOCAってなんだ?」とか、ほかにも「?」だらけだったものが、少しずつ分かるようになってきましたが、いまだによくわからないこともあります。OB会の活動に多くのOBが継続して携わることがなかなか出来ない要因の一つに『分かりづらい。』ということがあると思いますので、今後は分かりやすいOB会にしていきたいと思っております。

ご自身は平成15年度2次隊理数科教師として、ガーナに派遣された杉田さん。協力隊員となったきっかけを教えてください。

大学院の入試に合格したものの、このまま化学を専門にして研究者として生きていくことが、自分として本当によいのだろうかと考えるようになり、化学物質ではなく人間を相手に人生を過ごしていきたいと考えていたところ、大学院入試の前に友人が言っていた「青年海外協力隊もいいな。」という言葉を思い出し、協力隊試験を受けることを決意しました。

派遣国での活動や生活はいかがでしたか?

ガーナで活動中の杉田さん

大学卒業すぐ協力隊に参加しガーナに行ったので、適応能力もありましたし、「こういうものだな。」と特に何も疑問に思わず暮らしていましたので、不平不満はぶつくさ言っていましたが、そんなに大変というわけではなかったです。  

現在の活動について教えてください。或いは、協力隊の経験は今どう生きていますか?

現在塾で教鞭をとっている杉田さん

現在は、塾講師をしながら、ほかにもIT関連の仕事もしています。協力隊では理数科教師として活動しましたが、教職資格は持っていなかったので、実際のレッスンプランの作り方などは訓練や先輩隊員から学び非常に勉強になりました。

ーありがとうございました。お忙しい中、いつもOB会長として、長野県の協力隊経験者をまとめてくださっている杉田さん。今後ともよろしくお願いします。