今年度の5つの青年研修を実施しました。(7月〜11月)

2016年12月7日

タイからの14名の研修員が東信地域で母子保健を学びました。

県立こども病院を視察する研修員

最終日の送別会でタイのダンスを披露する研修員

青年年研修「タイ/母子保健実施管理コース」のタイからの研修員14名が7月14日から27日まで、長野県および東信地域の母子保健を学びました。

この研修は、JICA駒ヶ根から研修業務委託を受けた学校法人佐久学園 佐久大学が担当。研修員は長野県や上田市をはじめとする東信地域の母子保健に関する病院や信州上田医療センターをはじめとする医療施設などを訪問しました。

14名の研修員は、約2週間の長野市、上田市、佐久市の滞在で、長野県および東信地域における母子保健医療について、看護学部を有する佐久大学にて学びました。

7月26日に佐久大学で行われた成果発表会では、タイの母子保健分野での課題に対する取り組み案を発表。研修員からは「タイと日本では環境が異なるが、研修で学んだことでタイでも実施可能なことからはじめていきたい。」との抱負を語ってくれました。

カンボジアからの14名の研修員が長野県内にて産業振興を学びました。

長野県庁で大月国際担当部長を表敬訪問

南信工科短期大学校を視察する研修員

青年研修「カンボジア/経済行政(産業振興)コース」のカンボジアからの研修員14名が9月9日から9月22日まで、長野県にて経済行政及び産業振興を学びました。

この研修は、JICA駒ヶ根から研修業務委託を受けた一般社団法人駒ヶ根青年会議所が担当し、日本および長野県、駒ヶ根市の産業政策を学ぶとともに県内の教育機関や民間企業を訪問し、各機関における産業振興を視察しました。

また本研修では、今年4月に開学した南信工科短期大学校も訪問し、地域の企業との連携についても学びました。

9月21日に当訓練所で実施した成果発表会では、長野県で学んだ産業振興政策をもとに、研修員の各省庁で実施していくべき取組みを発表。研修員からは「カンボジアでは中小企業を支援する政府系の金融機関がない。すぐに実現することは難しいが、近い将来、中小企業を支援する金融機関を設立したい」との意気込みを語ってくれました。

カンボジアからの14名の研修員が長野県内の職業訓練教育を学びました。

飯田OIDE長姫高校の授業を見学する研修員

信州大学教育学部で日本の職業訓練制度を学ぶ

青年研修「カンボジア/職業訓練教育コース」のカンボジアからの研修員14名が9月29日から10月12日まで、長野県にて職業訓練教育を学びました。

この研修は、JICA駒ヶ根から研修業務委託を受けた特定非営利活動法人SCOP(松本市)が3年連続で同じコースを担当していただいており、日本および長野県の職業訓練教育を学びました。

研修では、信州大学教育学部(長野市)、信州大学繊維学部内にある産学官連携組織(上田市)、南信工科短期大学校(南箕輪村)、飯田OIDE長姫高校(飯田市)と県内各地の職業訓練教育や産学官連携による人材育成を実施する機関を訪問し、長野県における職業訓練教育を学びました。

10月11日に松本市での成果発表会では、研修員の3つのグループからカンボジアの職業訓練教育分野における計画案を発表。研修員から「長野県内における様々な職業訓練をカンボジアの各地域の職業訓練校でも活かしていきたい。また労働職業訓練省、教育青年スポーツ省のそれぞれの職業訓練政策にも反映していきたい」とのコメントをいただきました。

モルディブからの10名の研修員が体育教育を学びました。

伝統衣装をまとい長野県庁を表敬訪問した研修員

松本山雅FCからサポーターマフラーをいただき大喜びの研修員

青年研修「モルディブ/体育教育コース」のモルディブからの研修員10名が10月19日から10月15日まで、長野県において中小企業振興を学びました。

この研修は、JICA駒ヶ根から研修業務委託を受けた国立大学法人信州大学が今年初めて担当し、長野県における体育教育や信州大学教育学部での体育教育を学ぶとともに信州大学付属の中学校、小学校、幼稚園を視察しました。

また既にトピックスでも紹介した通り、本研修では、松本山雅FCの公式戦観戦や小学生向けのサッカー教室視察や講義も受講しました。

10月31日に長野市の信州大学教育学部で行われた成果発表会では、研修員からモルディブの各学校での今後の取組みや教育省での体育教育政策案を発表。その日の夕方の送別会では、研修中に戸隠での蕎麦体験を一緒に体験した信州大学教育学部の学生たちが用意した料理で、長野県最後の夜を楽しみました。

インドネシアからの13名の研修員が長野県および佐久地域の生活習慣病予防を学びました。

ノルディックウォークを体験する研修員

閉講式後の修了証を持っての集合写真

青年研修「インドネシア/生活習慣病予防コース」のインドネシアからの研修員13名が11月5日から20日まで、長野県および佐久地域の生活習慣病予防を学びました。

この研修は、JICA駒ヶ根から研修業務委託を受けた一般財団法人農村保健研修センターが担当し、長野県の生活習慣病予防政策や佐久地域における地域医療を中心とした生活習慣病予防活動を学びました。

2週間の研修では、佐久地域の佐久総合病院や佐久保健所など生活習慣病予防や健康診断を実践する施設を訪問し、地域における活動を体感しました。

11月19日に佐久市で行われた成果発表会では、研修員の3つのグループからインドネシアにおける高血圧、糖尿病、肥満についての予防対策案を発表。研修員からは「長野県での特に地域のボランティアの取組みは素晴らしい。インドネシアでどこまで出来るかわからないが、少しずつ実践していきたい。また今回は出来なかったが、出来れば地域で活躍するボランティアの活動を直に見て、話を伺ってみたい」と長野県での取組みについて語ってくれました。