青年海外協力隊帰国報告会を訓練所で実施しました

4月27日(金)駒ヶ根訓練所で長野県出身、JICAボランティア3名の帰国報告会を開催しました。

2018年5月16日

【画像】グアテマラで助産師の職種で活動されていた伊藤珠香さんは、妊産婦さんが安心して出産できることを目的として、助産師を目指す学生へ出産シュミレーション実習を行い実践に役立つ知識を伝授されました。また、配属先でみられる医療廃棄物による感染を避けるために、5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)の重要性を根気よく伝えられ、同僚たちにはゴミの分別や整理整頓の意識が芽生えたと発表していただきました。

ジブチで理科教育の職種で派遣されていた田中亜季実さんは、理科準備室の管理や実験授業普及のために誰でも使える実験動画を作成されました。現地のニーズに合わせ、教師がそれぞれの言葉で説明できるように音声なしの工夫がされています。また、現地で購入可能なもので実験道具を開発するなど、現地の方々の目線で活動を行われました。より多くの方に実験授業を普及したいという思いから、難民キャンプ内の理科教師達にも実験授業の方法を伝え、ジブチ国内では動画を用いて実験授業がされるようになったと報告されました。

インドでコミュニティ開発の職種で派遣されていた飯田陽平さんは、養蚕知識•技術の普及を目指し、さまざまな角度から農家の方々へアプローチされました。養蚕専門家ではないからこそ固定観念に囚われないアイディアを形にし、農家の収入向上への大きな一歩となり、現在インドでその技術が普及されていると報告されました。

2年間の活動の裏には数々の苦難があり、現地の方々の声を聴き、分かり合うことで工夫に満ちた活動ができたのだと思いました。これから派遣される方々は、派遣までにどのような準備を行っていくべきか、イメージできたようでした。

皆様、訓練所までお越しいただきましてありがとうございました。
発表者の方々、次のステージでのご活躍をお祈りしています。