2019年11月27日
式典には、日頃からご支援いただいている地域の皆さま約130名をお迎えし、訓練中の候補生と共に40年を振り返りつつ節目を祝いました。
式典開始にあたり台風19号の犠牲となられた方々と物故隊員に黙祷をささげました。式辞として青年海外協力隊事務局の小林広幸局長から、これまで訓練所を支援していただいた地元の関係者の皆様に感謝の意を伝えつつ、今後も変わらぬ支援と協力をお願いし、引き続き国際貢献と共に地域貢献にも取り組んでいくことを誓いました。
また、ご来賓を代表し宮下一郎内閣府副大臣や阿部守一長野県知事、杉本幸治駒ヶ根市長、髙坂保駒ヶ根協力隊を育てる会名誉会長からご祝辞いただき、訓練所の一層の発展と地域で果たす役割について大きな期待が述べられました。
続いて、訓練所開設当初から協力いただいている所外活動先と青年海外協力隊長野県OB会に感謝状を授与。さらに「訓練所40年の歩み」を振り返るビデオを上映しました。最後に、地元の隊員OBを代表しセネガルで活動した城村英志さんが「感謝と誓いの言葉」を読み上げ、協力隊事業に対する熱い思いと帰国後の活躍を次の世代に繋げていきたいと言う力強い言葉が述べられ、会場を感動に包みました。
式典後の交流会では、翌日の「みなこいワールド・フェスタ」に参加する3ヶ国(ニカラグア、ベネズエラ、マラウイ)の大使と7名の歴代訓練所長にも駆けつけていただき、お祝いと共に地元との一層の関係構築に期待が述べられました。
最後は、駒ヶ根訓練所を巣立った4ヶ国(セネガル、ネパール、ボリビア、フィジー)の隊員達からの心温まるお祝いのビデオメッセージの紹介と、青年海外協力隊の隊歌「若い力のうた」の合唱で締めくくり、参加者一同で40年を祝うことが出来ました。
この他に、多くの方から温かい祝電をいただきました。
駒ヶ根訓練所では、これからも地域の皆さまとともに、世界に貢献する隊員候補生を全力でサポートし、信頼で世界をつないでいきます。