九州エコ通信 2011年6月号 その2

念願の生ごみ処理機導入

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「FOURSTARS MDT−50」

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24時間できれいに分解されます。

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下膳システムも改修しました。

年間 27トン!

九州国際センター(JICA九州)から排出される可燃ごみの量です。

JICA九州では、食堂から出る生ごみは一般可燃ごみとして、市の焼却施設で処理していましたが、27トンのごみを「なんとかしなきゃ」と一念発起して生ごみ処理機の導入を行いました。

「FOURSTARS MDT−50」かっこいい名前でしょう。実は性能もすごいんです。生ごみを投入するだけで、24時間で全部分解してしまいます。籾殻(発酵分解床)に混ぜるだけなのですが、翌日には何も残ってません。微生物って恐るべしパワーですね。

半年に一度、回収した発酵分解床は、微生物を着床させたリサイクル竹炭や焼酎カス、畜フンなどを加え、メリーズジャパンリサイクルセンターにある2次・3次発酵完熟堆肥化装置で堆肥・液肥・土壌改良材へと生まれ変わります。

食堂の残飯も、これまではごちゃ混ぜだったものを、残飯、紙類、ビニール類と分別回収し、生ごみ処理機に投入できるよう、食堂下膳の流れを改修しました。

来年の今頃には「一般可燃ごみ 対前年度比 ○○%減」と、報告できることを夢見て、日々食堂の方々とせっせと生ごみを投入しています。

今後は、日本語と英語で説明用ボードを作成し、JICA九州研修員やセンター訪問する人たちにも紹介していきたいと思います。

総務課 田中