2011年12月12日
菌床に発酵液をまぜ、コンポストスタート!バナナの葉や、ココナツ殻を素材にしました
1ヶ月ほどたって。
なかなかいい感じに分解されています!
バナナの葉の影もかたちもないくらいです。そして、栄養満点そう!!!!
2011年8月より、野菜栽培隊員の所属している農場で、高倉式コンポストを実験しています。
菌床の素材は、農場内のバナナ畑で集めた、バナナの葉・土、ココナツの殻を乾燥させ細かくしたもの、どこかで刈り取られた枯れ草を使用。発酵液は、ヨーグルト・砂糖・イースト・チーズ少々を混ぜたものと、野菜・果物の皮をいれたものを使いました。セントビンセントには、あまり発酵食品がなく、ヨーグルトも、セントビンセントで製造と書いてありますが、おそらく材料は輸入されているものだと思われ、砂糖発酵液のほうは、あまりローカルな菌がふくまれていないような気がします。そのため、野菜発酵液のほうは、できるだけローカルな野菜をいれたり、菌がいっぱいついてそうな菌床素材を集めました。
農場でやっているせい(?)か、小さいムカデやゴキブリのような虫がたくさん住みついています(害がないことを祈っています)。虫があんまり好きでない私は、カバーをあける度にどきどきします。この虫たちを除去するために、防虫効果があるというわれている、ニームの葉っぱをいれてみたり、試行錯誤しましたが、どうやらしばらく待って、残飯が分解されれば自然と虫もいなくなるようです。
現在、種菌が誕生してから3ヶ月ほど。家ででた残飯や、農場で出た野菜くずなどをいれて、コンポストはすすめられています。放線菌の姿もたびたび目撃し、どうやら順調にすすんでいる様子。今では、最初の姿とはうってかわって、栄養いっぱいの土!という感じです。やはり変化がみられると、うれしいものです!まるで、我が子の成長を見守る母のような気分です!(我が子を身ごもった経験はありませんが…)
ちなみに、我が家でやっているコンポストはとても順調です!温度は上がっている気配がありませんが、臭いもないし、残飯も数日で分解されます!
セントビンセントの青レンジャーより